科目名 | プログラミングV | ||
単位数 | 2.0 | ||
担当者 | 医用情報科学専攻 准教授 中野 靖久 | ||
履修時期 | 後期(第4ターム) | ||
履修対象 | 2年 | ||
講義形態 | 講義 | ||
講義の目的 |
授業形態:実習を含む講義形式 プログラミングIやプログラミングIIで学んだ知識を基に、C言語の発展系であるC++の基本的な文法を学び、これを応用して数値解析のためのクラスライブラリを作成したり、グラフィカル・ユーザー・インターフェース(GUI)のクラスライブラリを用いてGUIプログラミングを行ったりすることができるようになるための知識と技術を学ぶ。実際の応用問題としては、複素数クラスを用いた代数方程式の解法、マトリックスクラスを用いた線形代数問題の解法、GUIを用いた入出力、グラフの描画などを扱う。 |
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到達目標 |
課題をよく理解し,自主的に演習課題に取り組むことができる.【主体性】 C++の基本的な文法を理解し、それを応用して課題のプログラムを記述できるようになることを目標とする。【知識2、技能1、思考力・判断力】 |
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受講要件 | 「プログラミングI」及び「プログラミングII」を受講していること。 | ||
履修取消の可否 | 可 | ||
履修取消不可の理由 | |||
事前・事後学修 |
【事前学修】次回の講義内容に関する事柄を事前に調べて理解を深めておく。 【事後学修】講義で習ったC++の文法や数値解析のアルゴリズムを復習し、出題されたプログラミング課題に取り組むことで理解を深める。 |
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講義内容 |
1. C++とオブジェクト指向 2. クラス 3. 継承 4. オーバーロード 5. 仮想関数 6. 値渡しと参照渡し 7. vectorクラスとcomplexクラス 8. 代数方程式の解法 9. matrixクラスの構築 10. 連立方程式の解法 11. 線形最小二乗法 12. QtのGUIクラスライブラリ 13. メニューとウィジェット 14. グラフの描画 15. まとめ ※上記とは別に期末試験を実施する |
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期末試験実施の有無 | 実施する | ||
評価方法・基準 |
以下の基準に従い、課題40点、期末試験60点の割合で評価します。 【課題】プログラミングの課題を提出し、与えられた課題を実行できているかを評価します。 【期末試験】講義の内容を理解しているかを問う試験の成績を評価します。 |
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教科書等 |
参考書: 「A Tour of C++」Bjarne Stroustrup、Addison-Wesley |
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担当者プロフィール |
ヒトの視覚、特に色覚を中心にそのメカニズムを解明し、産業や医用に応用する研究を行っています。 授業内容や宿題などに関する、学生の個別学習相談を随時受け付けています。 教員の所在は、学内サイネージ等に掲示されていますので、確認の上、研究室を訪ねてみてください。 |
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講義に関連する実務経験 | |||
課題や試験に対するフィードバック | 提出された課題に対し、間違いや不十分な点がある場合はメールで連絡し、必要であれば再提出してもらう。 | ||
アクティブ・ラーニング | 問題解決学習 | ||
キーワード | C++、数値解析 | ||
備考 |