科目名 電気電子計測
単位数 2.0
担当者 医用情報科学専攻 教授 樋脇 治
履修時期 前期(第2ターム)
履修対象 3年
講義形態 講義
講義の目的 計測・測定技術に関する知識は、電気電子情報工学の分野のみならず、物理・化学・医学・生物学等の広い分野で必要である。本講義では、電圧・電流・電力・磁束密度等の基本的な電気磁気量および抵抗・コンデンサ容量・インダクタンス・インピーダンス等の測定法について学ぶ。
到達目標 電気電子計測の基礎を理解し、測定対象や測定状況に応じた適切な計測を行えるようになる。【知識2、技能1、 思考力・判断力】
受講要件 「電気磁気学」を履修済であることが望ましい。
履修取消の可否
履修取消不可の理由
事前・事後学修 ノートに書き留めた講義内容を読み返し理解する。課題の演習問題を解答し十分理解する。
講義内容 1 電気電子計測の基礎
2 統計的な性質と処理
3 単位と標準
4 利得
5 指示計器
6 直流計測
7 交流計測
8 ディジタル計測
9 電圧・電流・電力の測定
10 抵抗・インピーダンスの測定
11 インダクタンス・コンデンサ容量の測定
12 磁気量の測定と磁気センサ
13 信号波形の観測と周波数・位相の測定
14 差動増幅器
15 ノイズ対策
上記とは別に期末試験を実施する
期末試験実施の有無 実施する
評価方法・基準 授業での到達目標が達成され、電気電子計測に関する基礎を理解し、測定対象や測定状況に応じた適切な計測法を自ら選択、設計できる能力が習得できたかどうかを評価する。成績は、期末試験により評価する。評点に対する評価は広島市立大学履修規程(第11条)に従って行う。
教科書等 参考書:廣瀬明「電気電子計測」(数理工学社)
参考書:南谷晴之・山下久直「よりわかる電気電子計測」(オーム社)
担当者プロフィール 研究室:情報科学部棟563室
講義に関連する実務経験
課題や試験に対するフィードバック 講義の中で演習問題を解く時間を設け、その都度、解説を行なう。
アクティブ・ラーニング 振り返り
キーワード 電圧、電流、電力、抵抗、インピーダンス、インダクタンス、静電容量、差動増幅器、ノイズ対策
備考 【教職】高一種(情報)[選択科目]

【学習指導・支援について】
授業等に関する相談を随時受け付けています。学内サイネージ等で所在を確認の上、研究室を訪ねてください。