科目名 技術英語基礎演習
単位数 1.0
担当者 准教授 齋藤 徹
履修時期 前期 (第1ターム)
履修対象 3年次
講義形態 演習
講義の目的 医用情報科学の基礎となる生命科学を学びつつ、英語4技能(聞く、話す、読む、書く)を総合的に向上させることを目指す。生命科学に関する教材の講読、ディクテーション演習を行い、技術英語の語彙力を強化する。関連分野の英作文、プレゼンテーション演習を通じて、論理的な文章およびスライド構成力を身につける。
到達目標 医用情報科学の土台となる生命科学に関して、英文教材や英文技術文書を読んで理解できるようになる【知識1、知識2、技能2】。
技術英語の構成にならい、論理的な文章構成力を身につける【知識1、知識2、技能2、思考力・判断力、表現力】。
図表を用いた英語による基礎的なプレゼンテーションと質疑応答ができるようになる【思考力・判断力、表現力、主体性、協働性】
受講要件 特になし
Life:The Science of Biologyで扱う内容は同時期開講の『分子生物学I』でも取り扱う。
履修取消の可否
履修取消不可の理由 必修科目のため
事前・事後学修 【事前学修】
事前に配布した英語教材の内容を理解し、自然な日本語でまとめる。
ショートプレゼンテーションのテーマを設定し、スライドを作成する。

【事後学修】
講義で取り扱った内容を再度読み込み、内容の理解を深める。
演習で実施した課題に再度取り組み、リスニング力および英作文作成能力の向上を図る。
講義内容 第1回 技術英語を読む・書くための準備
第2回 技術英語を読む・書くための演習
第3回 Life: The Science of Biologyの講読演習 (タンパク質の役割)
第4回 Life: The Science of Biologyの講読演習 (アミノ酸の特徴)
第5回 Life: The Science of Biologyの講読演習 (タンパク質の一次構造)とその内容に関するディクテーション演習
第6回 Life: The Science of Biologyの講読演習 (タンパク質の二次構造)
第7回 Life: The Science of Biologyの講読演習 (タンパク質の三次構造)とその内容に関する英作文演習
第8回 Life: The Science of Biologyの講読演習 (タンパク質の四次構造)とその内容に関するディクテーション演習
第9回 Life: The Science of Biologyの講読演習 (タンパク質内およびタンパク質間相互作用)
第10回 技術英語プレゼンテーションのための準備と演習
第11回 技術英語プレゼンテーション演習(論理的なスライド資料の作成)
第12回 技術英語プレゼンテーション演習(図表を用いた説明)
第13回 技術英語プレゼンテーション演習(司会や質疑応答のテクニック)
第14回 技術英語プレゼンテーション演習(ショートプレゼンテーションの準備)
第15回 技術英語プレゼンテーション演習(ショートプレゼンテーションと質疑応答の実践)
※授業の順序は変更することがある。
期末試験実施の有無 実施しない
評価方法・基準 受講態度・発表内容(40%)、小テスト・演習(60%)により総合的に評点を定める。評点に対する評価は広島市立大学履修規程(第11条)に従って行う。
教科書等 担当教員が適宜教材資料を配布する。
担当者プロフィール 専門は理論化学。量子化学計算を用いたバイオインスパイアード触媒の研究や計算方法の開発をしています。
【学生の学習指導・支援体制について】
実験内容やレポートなどに関する,学生の個別学習相談を随時受け付けている。
教員の所在は、学内サイネージ等に掲示されているので、確認の上、来訪のこと。事前にメール等でアポイントメントを取っておくと良い。研究室:情報科学部棟5階 532研究室
講義に関連する実務経験
課題や試験に対するフィードバック ・授業中における発表内容、ショートプレゼンテーションについては、その都度講評を行う。
・授業中に実施する演習(ディクテーション、英作文)については、後日講評するとともに模範解答を提示する。
アクティブ・ラーニング プレゼンテーション、ピア・レスポンス、ディスカッション
キーワード 英文技術文書、英文和訳、英作文
備考