科目名 医科学概論T
単位数 1.0
担当者 非常勤講師 松本彰紘、三原直樹、田中武志、粂直人
履修時期 前期(第1ターム)
履修対象 2年
講義形態 講義
講義の目的 第1タームでは、医療情報学分野における医学・医療に関する基本知識を体系的に修得するため、各臓器の解剖・生理の基礎と症候(症状)の概略と発生メカニズムについて理解し、これに関連する医療情報システムの基本的な構成や機能について学ぶ。
到達目標 臨床における系統ごとの機能・主な疾病・検査・治療について基本的な事柄と医療用語を理解する。【知識1、知識2】
得られた知識に基づき議論を適切に組み立てることができ、自身の考えを的確に表現できるようになる【思考力・判断力、表現力、技能1、技能2】
受講要件 特になし。
履修取消の可否
履修取消不可の理由
事前・事後学修 ・講義内容をノートにまとめ,さらに詳しい内容を参考書で調べる
・事後学習として講義内容を復習し、各テーマに関して理解を深め医学医療及び医療情報学分野に慣れ親しむ。
講義内容 第1回 オリエンテーション/医学の定義・医学の歴史・医の倫理/医療情報学の歴史
第2回 人体の構造と機能(T) 総論/筋・骨格系/関連する医療情報
第3回 人体の構造と機能(U) 血液・循環器系/関連する医療情報
第4回 人体の構造と機能(V) 呼吸器・消化器系/関連する医療情報
第5回 人体の構造と機能(W) 泌尿器・生殖器・内分泌系/関連する医療情報
第6回 人体の構造と機能(X) (脳)神経系・皮膚・感覚器・その他/関連する医療情報
第7回 臨床主要症状とその病態(T):主要症候と病態メカニズムを中心に/関連する医療情報
第8回 まとめ
※授業の進行状況等により順序,内容を変更することがある。
期末試験実施の有無 実施しない
評価方法・基準 授業参加度及び受講態度:40%
小テスト :60%
評価基準には原則として学生ハンドブック記載の成績評価基準を適用し、医学医療及び医療情報学の理解度について総合的に評価する。
教科書等 教科書:北村諭(著)「医学概論」改訂8版(中外医学社)
参考書:一般社団法人日本医療情報学会医療情報技師育成部会「医療情報」第7版(篠原出版新社)@医療情報システム編、A医学・医療編 
※なお、参考書内の必要な参考情報は講義中のスライドにて提示する。
担当者プロフィール 松本彰紘
広島大学病院 医療情報部 インドネシア関連共同研究講座 助教
資格 医師、リハビリテーション専門医

三原直樹:広島大学病院 医療情報部 教授(医師、医学博士、放射線診断専門医)
田中武志:広島大学病院 医療情報部 助教(博士(理学))
粂直人  :広島大学病院 インドネシア関連共同研究講座 教授(博士(情報学))
講義に関連する実務経験 松本彰紘
2016年よりリハビリテーション科医師として臨床に従事(2021年リハビリテーション専門医取得)。
2018年大学院入学、産業医科大学公衆衛生学教室に師事し医療データベース利活用, 統計分析を学ぶ。
経済産業省所管の国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構NEDOの下、AI技術の社会福祉活用研究に参加。
https://www.hiroshima-u.ac.jp/news/63858
2021年より医療情報部インドネシア関連共同研究講座助教に着任。
病院データベース研究への助言、インドネシア医療向上に従事。
課題や試験に対するフィードバック 講義で実施した小テストについては、講義内や学習管理システム等を通じて回答を共有する
アクティブ・ラーニング
キーワード 医学・医療、医療情報、電子カルテ、リアルワールドデータ
備考 本講義の単位修得が 「医用情報科学のための病院実習」の受講要件となっている。
学内問い合わせ先:青山正人(医用情報科学科)