科目名 | 医科学概論U | ||
単位数 | 1.0 | ||
担当者 | 非常勤講師 松本彰紘、三原直樹、田中武志、粂直人 | ||
履修時期 | 前期(第2ターム) | ||
履修対象 | 2年 | ||
講義形態 | 講義 | ||
講義の目的 | 第2タームでは、医療情報の特性や国内・海外での医療情報化の動向を把握し、医療情報システムの機能、導入から運用までの流れ、医療情報分野の関連法令や標準について理解する。さらに医療情報システムに蓄積されたデータを活用するために必要となるデータ解析の留意点について学ぶ。 | ||
到達目標 |
医療分野の情報化や、医療情報の特性および倫理的な観点での取り扱いの留意点を理解する【知識1、知識2、思考力・判断力】 得られた知識に基づき議論を適切に組み立てることができ、自身の考えを的確に表現できるようになる【思考力・判断力、表現力、技能1、技能2】 |
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受講要件 | 特になし。 | ||
履修取消の可否 | 可 | ||
履修取消不可の理由 | |||
事前・事後学修 |
・講義内容をノートにまとめ,さらに詳しい内容を参考書で調べる ・事後学習として講義内容を復習し、各テーマに関して理解を深め医学医療及び医療情報学分野に慣れ親しむ。 |
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講義内容 |
第1回 臨床医学各論(T) 総論/主要な疾患・国際疾病分類・死因統計/医療情報システム 第2回 臨床医学各論(U) 呼吸器・循環器・消化器疾患/関連する医療情報システム 第3回 臨床医学各論(V) 代謝・内分泌・腎泌尿器・血液疾患/関連する医療情報システム 第4回 臨床医学各論(W) 神経・筋・精神・アレルギー・自己免疫疾患/関連する医療情報システム 第5回 臨床医学各論(X) 感染症・皮膚疾患・メタボリックシンドローム・その他/関連する医療情報システム 第6回 医療保障制度と保健医療対策/関連する医療情報システム 第7回 医療関連の職種とその役割・その他(健診・検診など)/関連する医療情報システム 第8回 まとめ ※授業の進行状況等により順序,内容を変更することがある。 |
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期末試験実施の有無 | 実施しない | ||
評価方法・基準 |
授業参加度及び受講態度:40% 小テスト :60% 評価基準には原則として学生ハンドブック記載の成績評価基準を適用し、医学医療及び医療情報学の理解度について総合的に評価する。 |
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教科書等 |
教科書:北村諭(著)「医学概論」改訂8版(中外医学社) 参考書:一般社団法人日本医療情報学会医療情報技師育成部会「医療情報」第7版(篠原出版新社)@医療情報システム編、A医学・医療編 ※なお、参考書内の必要な参考情報は講義中のスライドにて提示する。 |
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担当者プロフィール |
松本彰紘 広島大学病院 医療情報部 インドネシア関連共同研究講座 助教 資格 医師、リハビリテーション専門医 三原直樹:広島大学病院 医療情報部 教授(医師、医学博士、放射線診断専門医) 田中武志:広島大学病院 医療情報部 助教(博士(理学)) 粂直人 :広島大学病院 インドネシア関連共同研究講座 教授(博士(情報学)) |
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講義に関連する実務経験 |
松本彰紘 2016年よりリハビリテーション科医師として臨床に従事(2021年リハビリテーション専門医取得)。 2018年大学院入学、産業医科大学公衆衛生学教室に師事し医療データベース利活用, 統計分析を学ぶ。 経済産業省所管の国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構NEDOの下、AI技術の社会福祉活用研究に参加。 https://www.hiroshima-u.ac.jp/news/63858 2021年より医療情報部インドネシア関連共同研究講座助教に着任。 病院データベース研究への助言、インドネシア医療向上に従事。 |
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課題や試験に対するフィードバック | 講義で実施した小テストについては、講義内や学習管理システム等を通じて回答を共有する | ||
アクティブ・ラーニング | |||
キーワード | 医学・医療、医療情報、電子カルテ、リアルワールドデータ | ||
備考 |
本講義の単位修得が 「医用情報科学のための病院実習」の受講要件となっている。 学内問い合わせ先:青山正人(医用情報科学科) |