科目名 図法及び製図
単位数 2.0
担当者 非常勤講師 藤山 信博
履修時期 後期
履修対象 2年次
講義形態 実習
講義の目的 芸術学部の学生が作品を制作する上で必要となる内容に特化した手書きによる図法を学ぶ。
また透視投影図の基礎概念を理解することで2次元図面を3次元として表現できるようになる。
到達目標 学生自らの考案又は創造した形態を、誤解なく第三者に伝える図面の書き方を修得する。
受講要件 止むを得ない事情(公欠、病欠、部活動、等)を除き、第1回ガイダンスを受講すること。
履修取消の可否
履修取消不可の理由
事前・事後学修 講義内容に即して復習し、講義毎の課題を次週に提出する。
講義内容 1.  ガイダンス  製図の基本事項 線の用法 寸法の表し方
2.  第一角法と第三角法
3.  第三角法(三面図)
4.  等角投影(アイソメトリック)
5.  第三角法と等角投影の実践1 デスクのトレース
6.  第三角法と等角投影の実践2 デスク自由設計
7.  1消点簡略図法1(縮尺に合わせたフレームの作成法)
8.  1消点簡略図法2(矩形形態)
9.  1消点簡略図法3(斜線のある形態)
10. 2消点簡略図法1(斜線のある形態)
11. 2消点簡略図法2(曲線、円のある形態)
12. 2消点簡略図法3(家具単体)
13. 家具自由設計(実習 第三角法 三面図)
14. 同上    (実習 2消点簡略図法)
15. 同上    (プレゼンテーション)
期末試験実施の有無 実施しない
評価方法・基準 授業参加度 20%
課題(全課題提出)内容と提出期限 50%
最終プレゼンテーション 30%
教科書等 特になし。
参考図書:第三角法による工業図学(工学図書株式会社)
     プログラム学習による図面の読みかた(廣済堂科学情報社)
販売はしない。授業ごとにプリント配布。
担当者プロフィール 一級建築士。
1992 宇都宮大学大学院工学研究科建築工学専攻修士課程修了
1993 東京藝術大学大学院美術研究科建築専攻黒川研究室
2000〜藤山建築デザイン事務所主催。住宅、店舗、家具、プロダクト他設計

講義に関連する実務経験 2000年5月〜現在 設計業務に従事
課題や試験に対するフィードバック 提出課題を添削後、解説。
最終課題(家具自由設計)プレゼンテーションの講評。
アクティブ・ラーニング プレゼンテーション
キーワード 第三角法、三面図、アイソメトリック、透視投影図(1消点パース図、2消点パース図)
備考 ・【教職】高一種(工芸)
プロジェクトペーパーA3 5mm方眼罫 1冊、 トレーシングペーパーA3 1冊、
三角スケール、30cm直定規、コンパスあるいは円定規が必要。経費は受講者の自己負担とする。 
第1回目の講義で詳細を説明する。