科目名 油絵実習UA
単位数 5.0
担当者 講師 原崇浩(単位認定者)、教授 森永昌司、准教授 石黒賢一郎、教授 志水児王、教授 釣谷幸輝、講師 菅亮平、助教 伊藤学美
履修時期 前期
履修対象 2年
講義形態 実習
講義の目的 油絵の基礎課程としての基本的な表現について、実習を通して修得し、併せて油彩画表現の基礎力の深化を計る。
授業形態:実習
到達目標 西洋の伝統絵画としての油彩画の基本概念を養う。(技能・判断力)
受講要件 油絵実習 IA、油絵実習IB、デッサン実習 I、構成実習 I を履修していること。
履修取消の可否
履修取消不可の理由 2年次必修の専門科目である。
事前・事後学修 この科目は、油絵専攻の学生は2年次必修科目であるので履修すること。
ガイダンス、各カリキュラムごとの課題説明、講評会に必ず出席すること。
講義内容 この科目は油絵専攻教員全員で分担し、各教員の提示するカリキュラムによる実習を行い、絵画造形の総合的な基礎力の深化を計るために開講される。

1 風景画(油彩) 課題説明 スケッチ
2  〃      下層描き
3  〃      中層描き
4  〃      上層描き
5  〃      作品提出 講評会
6 人物(油彩) 課題説明 デッサン
          「白色絵具」の発色を重視した描き方を学ぶ
7  〃      絵具による粗描き
8  〃      油彩による下層描き
9  〃      油彩による中層描き
10  〃     油彩による上層描き 講評
11 人体(油彩) 課題説明 デッサン
          「人体」の形態(プロポーション・ムーブマン)を学ぶ
12  〃      キャンバスにデッサン
13  〃      油彩による下層描き
14  〃      油彩による中層描き
15  〃      油彩による上層描き 講評
期末試験実施の有無 実施しない
評価方法・基準 実際のカリキュラムの進行上、評価対象は油彩作品のみとは限らないので注意すること。
作品評価(カリキュラムごとの作品の合計評価)と受講姿勢の評価を総合する。
作品評価の基準は、各教員の経験的主観にならざるを得ないが、おおよそ次の通りである。
 秀:油絵の基本的特性を理解し、完成度と表現力を有し、特に優秀と認められる場合。
 優:油絵の基本的特性を理解し、完成度と表現力を有すると認められる場合。
 良:油絵の基本的特性は理解しているが、完成度か表現力のいずれかが欠けると認められる場合。
 可:油絵の基本的特性を理解しようと努めているが、完成度と表現力のいずれも欠けている場合。
教科書等 教科書は特にないが、参考書籍を随時指示する。
担当者プロフィール 芸術学部棟640 別掲参照
講義に関連する実務経験
課題や試験に対するフィードバック 作業工程、参考作品など目安を提示する。
進行状況に応じ適時対応する。
個人・全体講評をする。
アクティブ・ラーニング PBL(学習者が自ら問題を発見し、設定した課題を解決しながら学ぶ)
キーワード 絵画 基礎
備考