科目名 | 油絵実習VA | ||
単位数 | 6.0 | ||
担当者 | 教授 志水児王(単位認定者)、教授 森永昌司、教授 釣谷幸輝、准教授 石黒賢一郎、講師 原崇浩、講師 菅亮平、助教 伊藤学美 | ||
履修時期 | 前期 | ||
履修対象 | 3年次 | ||
講義形態 | 実習 | ||
講義の目的 | 油絵実習 I・II の応用・展開として、より習熟した表現を目指し、各自の課題を自覚しながら制作に取り組む。また3年次には古美術研究演習を予定しており、また学年末にプレ卒展を行うこととしている。この講義を通して各自の創作の方向性を探り、課題の解決に向けて実践的に学ぶ。 | ||
到達目標 | 4年次の卒業制作を念頭に、各自の創作の課題について自覚的に取り組むことができるようになる。(知識・技能、判断力・表現力) | ||
受講要件 | 油絵実習UA・UB、デッサン実習UA・UBの単位取得をしていること。 | ||
履修取消の可否 | 否 | ||
履修取消不可の理由 | 3年次必修の専門科目である。 | ||
事前・事後学修 |
油絵専攻の学生は3年次必修科目であるので履修すること。 各自自主的な取組み研究をすること。 2年次まで行っていた制作を継続または振り返り、今後の制作の方向性を模索すること。 |
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講義内容 |
油絵実習 II の発展として本講座を捉え、創作内容に応じて各自のテーマをより主体的に探究する。 また各自の作品意図や内容に応じて表現手法や素材等は任意とする。 サイズに関して平面作品の場合は50号相当とする。 「人物油彩を選択した場合の例」 1. ガイダンス 2. 「人物 油彩」 モチーフ(対象)に対する考察。油彩表現の様々な事例 3. 制作(1)素材・描画材は課題ごとに指示します、下地準備、取材など 4. 制作(2)エスキース制作、教員とのディスカッション 5. 制作(3)本画面への下描き、テストピースの作例 6. 制作(4)描画:構図のバランスを考える 7. 制作(5)描画:色と全体の調子を確認する 8. 制作(6)中間講評 9. 制作(7)講評をふまえ再取材、部分の変更等 10. 制作(8)形態の充実、細部の描写 11. 制作(9)全体の整理 12. 制作(10)描き込み 13. 制作(11)描き込み 14. 制作(12)仕上げ 15. 講評・まとめ |
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期末試験実施の有無 | 実施しない | ||
評価方法・基準 | 実習中の取り組みの姿勢と講評会(中間講評を含む)への参加を評価の基本条件とする。課題ごとに、提出作品の造形力や表現内容について点数化して評価する。実習中の指導に則して表現力や技術力の修得について関心をもって制作したと認められ、作品提出が完了(提出作品は記録で残します)した場合に、単位取得の基準と条件を満たしたとものとして評価する。判定の基準として日々の取り組みや提出作品の内容が満たされていれば「可」とし、提出作品の内容や造形に工夫が認められた場合「良」とし、授業態度も含めた総合的観点において高い学習成果が認められたものを「優」とする。その中でさらに独自性を表した制作について「秀」と認定する。 | ||
教科書等 | 随時指示する。 | ||
担当者プロフィール | 芸術学部棟2階、210立体工房、及び芸術学部棟6階、630アトリエ。 | ||
講義に関連する実務経験 | |||
課題や試験に対するフィードバック | 3年次には学年末にプレ卒展示を行うこととしており、この講義を通して基本的な作品発表の方法などを実践的に学ぶ。 | ||
アクティブ・ラーニング | PBL(学習者が自ら問題を発見し、設定した課題を解決しながら学ぶ)、TBL(少人数チーム学習により、グループで共同して互いに教えあう能力を鍛える) | ||
キーワード | 3年次には、実技を通して各自の創作に向けて、基本的な技倆を身につける。 | ||
備考 |