科目名	デッサン実習�U
単位数	2.0
担当者	代表教員：芸術学部　助教 友定睦 担当教員：芸術学部　教授 伊東敏光、准教授 田中圭介
履修時期	後期
履修対象	美術学科彫刻専攻２年次
講義形態	実習
講義の目的	人体デッサンでは、『彫刻実習�U』の「塑造（全身100�p程度）」と関連し人体デッサンを行うことで、、彫刻制作を行う上で重要な「対象を観察し構造的に把握する力」を養う。また立体的な対象を平面上に表現する絵画的技術の習得を目的とする。講評時に、制作を通して考えたことについてのプレゼンテーションを行うことで、自身の考えを他者に伝える力を養う。 また、『写真撮影講習』の課題において、彫刻作品の写真撮影の基礎と、画像データの編集・出力の基礎を学ぶことで、今後の自身の作品の記録やプレゼン資料作成のための技術を習得する。
到達目標	デッサンを通して、絵画表現の基礎を学び、また彫刻制作に必要な対象に対する観察力と、立体的な把握力、内部構造について理解する。 彫刻作品を撮影し作品資料を作成する技能を身につける。 （知識、技能）
受講要件	１年次における彫刻専攻の専門科目をすべて履修し終えていること。
履修取消の可否	否
履修取消不可の理由	必修科目のため
事前・事後学修	人体の構造や形態を理解するために解剖学的観点の知識も必要である。各自資料を収集し、また画集等による研究に取り組むこと。
講義内容	「デッサン　-塑像全身-100�p程度」 （指導教員：教授　伊東敏光、准教授：田中圭介、助教 友定睦） 第1回　　　課題解説 第2回 全身のクロッキー（鉛筆、コンテ） 第3回　　　各部位のクロッキー（鉛筆、コンテ） 第4回　　　デッサン制作�@（人体の構造の学習／骨格、筋肉） 第5回　　　デッサン制作�A（人体の構造の学習／各部位） 第6回　　　デッサン制作�B（人体の構造の学習／量感、陰影の表現） 第7回　　　デッサン制作�C（デッサン技術の研究／細部の表現） 第8回　　　デッサン制作�D（デッサン技術の研究／構造の表現） 第9回　　　デッサン制作�E（デッサン技術の研究／動勢の表現） 第10回　　 デッサン制作�F仕上げ 第11回　　デッサン講評 第12回　　写真撮影講習（彫刻作品撮影の基礎、カメラの使い方等） 第13回　　写真撮影講習（彫刻作品の撮影） 第14回　　写真撮影講習（編集、出力） 第15回　　ポートフォリオ作成
期末試験実施の有無	実施しない
評価方法・基準	授業参加度　20％ 人体デッサン（全身）提出 80％
教科書等	必要に応じて参考作品、デッサン資料等を掲示、またはコピーを配布する。
担当者プロフィール	友定睦： 映像や３DCG等のデジタルメディアによる彫刻表現の展開を研究している。 制作ではリサーチ・ベースを軸としており、地域の風土や文化財を主題に、新しい視座を示す表現を追求している。 研究室：芸術学部棟5階　545研究室
講義に関連する実務経験
課題や試験に対するフィードバック	講評会
アクティブ・ラーニング	PBL、プレゼンテーション、調査活動、振り返り
キーワード	デッサン
備考	【教職】中・高一種（美術） 対面授業を予定していますが、感染症拡大等によりオンライン授業に移行する可能性があります。