科目名 彫刻実習VA
単位数 6.0
担当者 代表教員:芸術学部 教授 伊東敏光
担当教員;芸術学部 准教授 田中圭介、講師:今野健太、助教 友定睦
履修時期 前期
履修対象 美術学科彫刻専攻3年次
講義形態 実習
講義の目的 1、2年次に行った人体塑造(首像、胸像、全身像(小))の学習を基に、人体全身像の塑造制作を通して、彫刻制作に必要な対象を構造的、立体的に把握する力を高め表現技術を向上させる。講評時には制作にを通して考えたことについてのプレゼンテーションを行うことで、自身の考えを相手に伝える力を養う。また講評後に等身大の人体像の石膏取り技法を習得する。
到達目標 1、2年次に習得した彫刻制作の基礎を応用し、独創的な表現や高度な技術を獲得する。
(知識、技能)
受講要件 1、2年次における彫刻専攻の専門科目をすべて履修し終えていること。
履修取消の可否
履修取消不可の理由 必修科目であるため
事前・事後学修 1、2年次とは違い受け身の授業から、自発的、能動的な制作へと移行する。日常生活でも彫刻の研究、準備を怠らない心構えを持つ。
講義内容 「塑造 -人体全身-」(指導教員:教授 伊東敏光、准教授 田中圭介、講師 今野健太、助教 友定睦)

第1回   課題説明・クロッキー
第2回   芯棒制作
第3回   塑造(構造)
第4回   塑造(比率)
第5回   塑造(重心)
第6回   塑造(動勢と量塊)
第7回   塑造(構成と形態) 
第8回   塑造(質感と細部)
第9回   塑造(部分と全体の関係) 
第10回  塑造(初期構想の確認)
第11回  塑造(仕上げ)
第12回  講評
第13回  石膏取り(雌型成型)
第14回  石膏取り(雄型成型)
第15回  石膏取り(修正)
期末試験実施の有無 実施しない
評価方法・基準 授業参加度20%
提出作品80%
教科書等 各指導教員が必要に応じて参考資料、作例等の提示、またはコピーを配布する。
担当者プロフィール 伊東敏光:専門領域は金属を中心としたミクストメディアの彫刻である。素材は表現対象によって金属、石、木、ブラスチック等から選択し組み合わせる場合が多いが、一貫して自然の形態から抽出したフォルム(形)を研究し、その造形化と彫刻表現の可能性を追求している。
研究室:芸術学部棟5階 540研究室
講義に関連する実務経験
課題や試験に対するフィードバック 中間チェック
講評会
アクティブ・ラーニング プレゼンテーション
キーワード 人体塑像(等身全身)、型取り
備考 【教職】中・高一種(美術)

対面授業を予定していますが、感染症拡大等によりオンライン授業に移行する可能性があります。