科目名 | 造形実習UB | ||
単位数 | 6.0 | ||
担当者 | 講師 藤江竜太郎、教授 吉田幸弘 | ||
履修時期 | 後期 | ||
履修対象 | 2年次(立体造形) | ||
講義形態 | 実習 | ||
講義の目的 | 生活にかかわる衣食住といった要素にスポットをあて、グループワークを中心に大学祭にむけて展示する空間づくりをすすめる。各自の興味関心ごとに基づいた自発的かつ実践的なデザインワークを同時に行なっていく。 | ||
到達目標 |
空間におけるイメージの表現、その実施のための計画が出来る。(知識) グループワークによる他者との作業の分担・共有を通して、実践的なデザインの構築方法について理解する。(技能)(協働性) |
||
受講要件 | デザイン工芸学科1年次専門科目を全て履修済みであること。 | ||
履修取消の可否 | 否 | ||
履修取消不可の理由 | 必修科目のため | ||
事前・事後学修 | 関連するテーマの調査を行い、ファイルに整理をすること。 | ||
講義内容 |
1.『食の空間』 ・市大祭における模擬店の店舗設計と実制作、運営をグループワークによって行う。 ・店舗における空間認識と各要素における関係性の把握により、立体造形デザインのプロセスとその段階における意義と手法の習得 1)店舗の調査 2)アイデアの共有方法 3)イメージの具体化 4)3D模型制作 5)店舗計画 6)店舗運営 2.『影の空間』 ・空間と照明の関係を整理し、空間を演出する照明デザインを思考する。 ・提案したデザイン画を元に3次元の形を起こす手法を習得する。 ・形体と素材の関係性について実験をかさね、素材の加工技術と光と影の特性を習得する。 7)光の特性(反射と透過) 8)影による造形 9)照明の設計 10)照明の実施と検証 ?『時をはかる』 ・時間の定義を自分なりに考察し、創作と思考の両軸からの表現を行う。 11)時間の調査 12)イメージの具体化 13)素材の検証 14)造形の設計 15)制作実施と検証 ・各課題のテーマについて深く考察することに加え、各課題の連続性についても意識すること。 ・各課題は週1回程度の中間チェックを行い、最終提出日には3Dスタジオ内で展示し講評を行う。 |
||
期末試験実施の有無 | 実施しない | ||
評価方法・基準 |
授業参加度 10% 提出作品 60% 最終プレゼンテーション 30% |
||
教科書等 | 必要に応じて配布する。 | ||
担当者プロフィール |
教授 吉田幸弘 研究室:芸術学部等3階 345研究室 准教授 藤江竜太郎 研究室:芸術学部等3階 344研究室 |
||
講義に関連する実務経験 | |||
課題や試験に対するフィードバック | 提出作品とプレゼンテーションに対して直接講評を行う。 | ||
アクティブ・ラーニング | P B L手法、T B L手法、プレゼンテーション、調査活動、制作活動 | ||
キーワード | グループワーク、3D模型、空間演出、照明デザイン、3次元、素材、光の特性、照明、時間 | ||
備考 |
9月に自発的な立体造形紀行を計画・実施し、フィールドワークを通して後期課題にむすびつくアイデアの収集につとめる。 展示する空間づくりのため、大学祭委員会に事前登録しておくこと。 ・【教職】中学校教諭一種免許状(美術)、 高等学校教諭一種免許状(工芸) 必修科目 |