科目名 | 造形実習UB | ||
単位数 | 6.0 | ||
担当者 | 准教授 古堅太郎、准教授 石松紀子、講師 長坂有希 | ||
履修時期 | 後期 | ||
履修対象 | 2年次(現代表現) | ||
講義形態 | 実習 | ||
講義の目的 | 授業内容:課題への取り組みを通じて、現代美術の基礎的な知識を習得し、作品制作・展示・プレゼンテーションの基礎的な力を身につける。 | ||
到達目標 |
◎20世紀以降の代表的なアーティストの活動や作品などを分析し、近現代美術に対する基礎的な知識だけではなく、様々な思想、作家のポジション、制作方法、戦略について幅広い知識を習得する。また、現代美術の様々なジャンルをカタログ的に経験することにより、俯瞰的な視点から自らの立ち位置について考察する思考方法を身につける。 ◎コンペへの応募など、作品を積極的に学外へプレゼンテーションしていくための基礎的な知識や技術を習得する。公募などの実践的な課題を通じて作品に必要なコンセプトや効果的なプレゼンテーションの方法を習得する。 ◎各専門分野における、伝統や歴史的変遷を理解し、表現の知識を身につける。(知識) |
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受講要件 | 造形実習UA・形体演習U、1年次におけるデザイン工芸学科の専門科目を全て履修済みであること。また、現代美術史U、アートマネージメント概論、アーティスト・セルフマネージメント概論も合わせて受講することが望ましい。 | ||
履修取消の可否 | 否 | ||
履修取消不可の理由 | 必修科目のため | ||
事前・事後学修 |
◎美術館やギャラリー、アートプロジェクト、アーティストトーク、ワークショップなど芸術に関する展示やイベントに積極的に参加すること。 ◎課題で制作した作品はもちろん、制作過程のスケッチやアイデアなどもできるだけ記録すること。特に作品展示は高画質の写真や映像などで記録しておくこと。2年次に開催する「描出演習II」の課題として、記録写真などをポートフォリオとしてまとめる。 |
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講義内容 |
◎後期で5個程度の課題を行う。各課題は、自分自身を起点に身近な社会へと意識を拡張させるように構成している。それぞれの課題のテーマについて考察することに加え、各課題の連続性についても意識すること。 ◎各課題は基本的に課題説明、リサーチ、制作の3段階構成とし、最終提出日にはCA+Tラボラトリーにて展示し、講評を行う。 ◎下記の授業内容は、前年度の実績であり、課題の内容・数・実施順序などについては、科目の到達目標により適した形で適宜改善する。また、課題に含まれている公募は、応募期間などにより公募の内容や課題の実施順序が入れ替わる可能性がある。 第01回 課題1-1:作品を分析する力を身につける。 第02回 課題1-2:任意の作品を選び、分析し、レポートをまとめる。 第03回 課題2-1:限られた期間で多くの作品を制作する力を身につける。 第04回 課題2-2:設定された期間内に任意の数以上の作品を制作する。 第05回 課題3-1:経済的な価値や貨幣システムなどを作品のテーマとして展開する力を身につける。 第06回 課題3-2:経済的な価値や貨幣システムを表象するモノ、出来事、ストーリーなどを集めて分析する。 第07回 課題3-3:上記のリサーチを作品に展開し、制作する。 第08回 課題4-1:身近なコミュニティーや人などと関わりながら制作する力を身につける。 第09回 課題4-2:身近なコミュニティーや人に関するリサーチを行う。 第10回 課題4-4:上記のリサーチを作品に展開し、制作する。 第11回 課題5-1:自身で任意のテーマを設定し、制作する力を身につける。 第12回 課題5-2:自身で任意のテーマを設定する 第13回 課題5-3:テーマに沿ったリサーチを行う。 第14回 課題5-4:上記のリサーチを作品プランに展開する。 第15回 課題5-5:上記の作品プランに沿って作品を制作する。 |
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期末試験実施の有無 | 実施しない | ||
評価方法・基準 |
◎成果物の提出40% ◎作品や企画のアイデアやコンセプトの着眼点や内容20% ◎制作過程、並びにアイデアやコンセプトの具体的な展開方法20% ◎企画・作品・展示・プレゼンテーションの完成度20% |
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教科書等 | 各課題において必要な資料等を随時配付または提示する | ||
担当者プロフィール |
古堅太郎(現代美術作家) 研究室:第1工房棟5階551CA+Tラボラトリー、CA+Tラボラトリー準備室 石松紀子(現代美術理論) 研究室:芸術学部棟3階321 長坂有希(現代美術作家) 研究室:芸術学部棟3階 |
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講義に関連する実務経験 | |||
課題や試験に対するフィードバック | 提出課題については、講義中の講評を通じてフィードバックを行う。 | ||
アクティブ・ラーニング | |||
キーワード | 現代美術、プレゼンテーション、公募 | ||
備考 |
【教職】中学校教諭一種免許状(美術) 必修科目 【教職】高等学校教諭一種免許状(工芸) 必修科目 |