科目名 | 描出演習T | ||
単位数 | 2.0 | ||
担当者 | 教授 笠原 浩 | ||
履修時期 | 後期 | ||
履修対象 | デザイン工芸学科1年次必修 | ||
講義形態 | 演習 | ||
講義の目的 | コンピュータを使用して、グラフィック制作、画像補正・修正、原稿入力・レイアウト・印刷などの出版のための作業を行うDTP(デスク・トップ・パブリッシング)の基礎を演習形式で学びます。具体的にはAdobe Illustrator,Adobe Photoshop, Adobe InDesign等のソフトウエアの操作習得を通して、グラフィックデザインの基本的な考え方を学ぶ。 | ||
到達目標 | デザイン工芸を学ぶ学生にとって、イメージの数値化、デジタル情報の理解は、現在のデザインワークにおいての基礎知識として重要であり、また制作現場におけるソフトウエア使用技術の習得も、基本スキルとして必要不可欠ともいえる。本講義(演習)では、これらの理解・習得を目的とし、印刷データ作成時の基本ルールの知識修得と、コンピュータによる適正な出力技術を身に付る。[技能] | ||
受講要件 | 2020年度入学デザイン工芸学科1年次必修 | ||
履修取消の可否 | 否 | ||
履修取消不可の理由 | 必修科目であるため | ||
事前・事後学修 |
授業実施前に、この授業で使用するソフトウエア(米国Adobe社 Creative Cloud)を購入準備する必要があります。 購入方法等については、事前(前期末)に担当教員より説明があります。 |
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講義内容 |
1週:ガイダンス DTPの概要とフローチャート 2週:グラフィックデータの種類とAdobe Illustrator基本操作 3週:ベクトル画像のしくみとIllustratorの活用 (スタンプ発注データ作成) 4週:タイポグラフィの基礎 文字組とフォント 5週:Illustratorによるオリジナルタイポグラフィ制作 6週:ロゴや図版の作成 Illustratorの活用A (オリジナル名刺作成) 7週:Photoshopの基本操作 8週:ポートレイト撮影とRAWデータの現像 9週:Photoshopによる適正データの作成(画像解像度,色調補正) 10週:Photoshopのマスキング処理 11週:IllustratorとPhotoshopの連携 プロファイルシートの作成 12週:InDesignの基本操作 13週:文字組み、版面設計、レイアウト 14週:InDesignによるデータチェックの方法と実践 15週:デジタルポートフォリオ実制作 |
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期末試験実施の有無 | 実施しない | ||
評価方法・基準 |
各作成データの提出された印刷データをDTP作成時の禁止・注意事項への対処による減点法で数値化された点数を基にした評価と、基本的に自己PRツールとして作成された各データの表現力を評価の対象とする。さらに、授業中に適時小レポートを課し、それらの総合点で評価する。 第一課題成果物20% 第二課題成果物30% 第三課題成果物40% 小レポート10% |
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教科書等 | 必要に応じて、随時提する。 | ||
担当者プロフィール | 笠原浩(映像メディア造形分野教授)研究室:芸術学部棟3階332研究室 | ||
講義に関連する実務経験 | |||
課題や試験に対するフィードバック | 複数ある提出成果物に対してのエラーチェックを指示する。 | ||
アクティブ・ラーニング | |||
キーワード | グラフィックデザイン、DTP、画像処理、印刷 | ||
備考 |
「中学校教諭一種免許状(美術)、高等学校教諭一種免許状(美術) 必修科目」 |