科目名 造形実習VA
単位数 6.0
担当者 教授 笠原 浩、 講師 城井 文
履修時期 前期
履修対象 3年次(映像メディア造形)
講義形態 実習
講義の目的 映像メディアイベントを協働制作として、その企画・実行を課題として課す。
後半には各自の方向性を見定める為に、指導教員とのディスカッションに重点を置き各自の定めた制作テーマによる実制作に取り組む。また各自の制作スタイルの確認のためのドキュメント(ポートフォリオ制作)を並行して進める。偏向を避けるため意図的に他のベクトルを取り入れ多様性を培う。そのため期間を2ターンに分け展開を計る。協働性を養うための映像グループ制作も課す。
到達目標 前半は3DCG各自のソフトウエアの技法習得を目的とした演習を中心に行い、その後、仮想現実、拡張現実へのデータの演習を行い、新時代の表現媒体のアプローチとしての表現技術を実践と共に学ぶ。[技能]
また、展開制作手法、表現力を模索するための実験制作に主眼を置き、今後の制作の礎となる方法、技能の発見を試みる。各種メディアの特徴の理解と映像表現の技術を高める。[技能]
後半は実践的映像制作課題をグループ制作で行うことにより、映像制作技術の向上と,コミュニケーション能力、協働性を高めることを目的とし、かつ空間における映像演出の可能性を探る課題を課し、映像媒体における表現の可能性拡大を図る。[技能・協働性]
受講要件 デザイン工芸学科2年次専門科目を全て修得していること。
履修取消の可否
履修取消不可の理由 必修科目であるため
事前・事後学修 ・関連する展覧会,催しへの参加。
・映像作品の視聴。
講義内容 <3DCG 表現>
1. 3DCG表現基礎チュートリアル1
2. 3DCG表現基礎チュートリアル2
3. 3DCG表現基礎チュートリアル3
4. 課題制作
5. CG拡張表現基礎
6. 拡張表現実践課題
<メソッド研究課題>
7. 研究計画〜検討・指導
8.プロット提出
9. 実制作〜中間検討会
10. 各自のテーマによる成果作品制作@
11. 成果作品制作A
12. 成果作品制作B?講評
<イベント制作課題・グループワーク>
13. 研究計画〜検討・指導
14. プロット提出
15. プラン検討〜中間検討会〜(後期実制作へ繋げる)
期末試験実施の有無 実施しない
評価方法・基準 複数ある課題による成果物(作品)の提出を最低条件とし、それを持って60%とする。作品に対する計画性、表現力、などを総合的に評価し10%、さらに優れた表現をした者に10%、特に優れた表現をした者ににはさらに10%加点、授業に対する取り組み姿勢も評価し10%とする。
教科書等 適時指示する
担当者プロフィール 笠原浩(映像メディア造形分野教授)研究室:芸術学部棟3階332研究室
城井 文(アニメーション作家、映像メディア造形分野講師)研究室:3階341研究室
講義に関連する実務経験 アニメーション制作(TVCM、MV、TV番組)
インスタレーション、3DCG,実写映像制作
課題や試験に対するフィードバック 課題提出の際に、自身によるプレゼンテーションを行い、問題点の検証、今後の制作に向けての課題点などをディスカッションする。
グループ制作は絵コンテ・イメージボード→Vコンテ・中間チェック→講評と少なくとも3回に分け
チェック、講評をする。
アクティブ・ラーニング グループ制作の課題を課し、グループで共同して互いに教えあう能力をも鍛える。
キーワード 映像、アニメーション、CG
備考 備考:「中学校教諭一種免許状(美術)、高等学校教諭一種免許状(美術) 必修科
目」
「高等学校教諭一種免許状(工芸) 必修科目」