科目名	造形実習�VＢ
単位数	6.0
担当者	准教授　野田 睦美
履修時期	後期
履修対象	3年次（染織造形）
講義形態	実習
講義の目的	染織造形における基礎技術「綴織」「組織織」「絣織」「?纈染」「捺染」などの応用と展開について考え、独自の表現方法を探求し、専門性の高い作品を制作する。また、自らの創作活動について、作品と素材、技術、資料、サンプル、試作、制作過程などについて「作品ファイル」にまとめる。
到達目標	次代の文化芸術を創造するために、柔軟に想像したものを論理的に構想することができる。（思考力） 創作過程における問題に対して、効果的な解決策を見出すことができる。（判断力） 「綴織」「組織織」「型染」「絣織」「?纈染」「捺染」などの染織技術を基に独自の表現による専門性の高い作品を発表できる。また、作品と言葉によって、創作に込めた自らの考えを的確に他者や社会に伝えることができる。（表現力） 社会との関わりの中で、自らの感性を創作に生かそうとする姿勢を有している。（主体性） 自らの創作を通じて、他者と協働する姿勢を有している。（協働性）
受講要件	デザイン工芸学科2年次までの専門科目及び造形実習�VA（染織造形）を履修していること。 計画性を持って積極的に課題に取り組むこと。
履修取消の可否	否
履修取消不可の理由	必修科目のため
事前・事後学修	自らの創作活動について、作品と素材、技術、資料、サンプル、試作、制作過程などについて「作品ファイル」にまとめること。
講義内容	＜染織造形実習＞ 第１回：授業の概要説明 第２回：各自のテーマと事前研究案についてのプレゼンテーション 第３回：各自のテーマに関する事例調査、素材や資料などの収集 第４回：制作の構想、素案作成、制作計画書作成 第５回：素材及び各種機器の準備 第６回：制作　制作初期過程における担当教員の総合的指導 第７回：制作　制作初期過程における担当教員の総合的指導 第８回：制作　制作中期過程における担当教員の総合的指導 第９回：制作　制作中期過程における担当教員の総合的指導 第10回：制作　後期過程における担当教員の総合的指導 第11回：制作　後期過程における担当教員の総合的指導 第12回：制作　制作完成前における担当教員の確認、調整 第13回：作品展示方法について担当教員の確認、調整 第14回：作品展示、プレゼンテーション、講評(ディスカッション形式で意見交換を行う) 第15回：作品撮影、作品ファイルの作成→提出
期末試験実施の有無	実施しない
評価方法・基準	授業参加度(10％)と提出された作品及びプレゼンテーション(90%)を総合的に評価する。 ＜評価基準＞ 「秀」積極的な制作研究を行い、作品展示、プレゼンテーションにおいて充実した制作研究と独自の制作研究が認められた場合 「優」積極的な制作研究を行い、作品展示、プレゼンテーションにおいて充実した制作研究が認められた場合 「良」積極的な制作研究を行い、作品展示、プレゼンテーションにおいて一定の制作研究効果が認められた場合 「可」積極的な制作研究が認められない場合
教科書等	各課題に応じて参考資料、サンプルなどを配布または紹介する。
担当者プロフィール	野田 睦美　 織作家・博士(美術)(京都市立芸術大学)、ゴブラン織資格取得、独自の織技術によって染織造形の新しい展開を研究 研究室：芸術学部棟3階 346研究室
講義に関連する実務経験	野田 睦美【文化庁海外派遣員(染織・現代美術・パリ国立高等美術学校)】
課題や試験に対するフィードバック	＜染織造形実習＞の最終回に表現、技術、今後の可能性などについて各作品の講評を行う。
アクティブ・ラーニング
キーワード	天然繊維、化学繊維、天然染料、合成染料、糸、布、織物、綴織、平織、綾織、繻子織、経畝織、緯畝織、経絣、緯絣、経緯絣、ikat、タピスリ、ファイバーアート、型染、型紙、糊防染、?纈染、?防染、捺染、シルクスクリーンプリント、リピートテクニック
備考	各課題の提出日時を厳守し、講評に参加すること。 中学校教諭一種免許状(美術)、高等学校教諭一種免許状(美術)、高等学校教諭一種免許状(工芸) 必修科目