科目名	学術研究の進め方
単位数	2.0
担当者	太田、高久、秦野、山�ｱ（コーディネータ）
履修時期	前期
履修対象	博士前期課程１，２年
講義形態	講義
講義の目的	本講義では，受講生が自身の専門領域における方法論について深く考え，さらに進化させることを目的とする。そのために，複数の教員がそれぞれの得意とする研究手法を提示することによって，受講生が学術研究における一般的な方法論，および学術論文を執筆するさいの心構えについて学ぶ。
到達目標	学術研究の進め方を確認し理解を深める。
受講要件	オンライン6限で実施します。 一般院生と社会人院生の両方が対象です。 履修予定者は必ず事前に山�ｱまでメールで連絡すること。 メールアドレスについては大学HPの学内情報にて参照のこと。
履修取消の可否	可
履修取消不可の理由
事前・事後学修	・第1回目の授業には必ず出席すること。参加できなかった場合には必ず次回の授業までにコーディネータまで連絡すること。 ・各教員から提示される課題を励行すること。 ・研究計画書の完成を目標に、授業外学習として60時間(週4時間)が目安となる。
講義内容	1.　オリエンテーション（山�ｱ） 2.　学術研究の基本プロセス（山�ｱ） （1）次の点について受講生による報告 　�@「なぜ」，「なにを」，「どのように」研究したいのか 　�A自分の研究テーマと先行研究とのかかわり （2）研究の進め方 3-14.　研究手法の紹介（太田3コマ、高久3コマ、秦野3コマ、山�ｱ3コマ） 　各教員による研究手法の紹介。受講生は並行して，自身の研究をどのように進めるのか，第15回における研究計画書完成への準備を進める。 15.　研究計画書の完成（山�ｱ） 研究目的や研究手法がどの程度明確化されたのか，研究計画や先行研究との関連を中心に報告する。 ※状況により、授業計画を変更・調整することもあります。
期末試験実施の有無	実施しない
評価方法・基準	各教員が提示する課題やレポート，第14-15回で完成させる研究計画書によって総合的に評価する。
教科書等	参考書 川�ｱ剛（2010）『社会科学系のための優秀論文作成術』勁草書房。 佐藤郁哉（2002）『フィールドワークの技法―問いを育てる、仮説をきたえる』新曜社。 田村正紀（2006）『リサーチ・デザイン』白桃書房。 ダン・レメニイ他（2002）『社会科学系大学院生のための研究の進め方―修士・博士論文を書くまえに―』同文舘出版。 ロバート・K.イン（1996）『ケース・スタディの方法（第2版）』千倉書房。 Bryman，A. (2001), Social Research Methods, Oxford University Press. Punch, K. (1998), Introduction to Social Research, London: Sage Publications.など。
担当者プロフィール	太田（国際関係研究群；国際法I・II、専門；国際法・国際人権法） 高久（経営政策研究群；国際金融論I・II、専門；国際金融論、国際マクロ経済学） 秦野（国際関係研究群；国際安全保障論・国際政治理論、専門；国際安全保障論・国際政治理論） 山�ｱ（経営政策研究群；人的資源管理論I・II、専門；人的資源管理論、経営組織論）
講義に関連する実務経験
課題や試験に対するフィードバック	口頭で解説する
アクティブ・ラーニング
キーワード	研究計画
備考	現代社会の様々な問題−身近でローカルな課題からグローバルな課題まで―についてアンテナを張り、自分の関心事と照らしながら積極的に受講すること。 オリエンテーションと研究計画書の作成についてはコーディネータが主たる担当であるが，可能な範囲で全担当教員の参加のもとで実施する。