科目名 東北アジア政治論T
単位数 2.0
担当者 教授 金栄鎬
履修時期 前期
履修対象 博士前期課程1、2年
講義形態 講義
講義の目的 比較政治研究の諸概念と方法を踏まえ、受講生の関心にしたがってケースを取り上げてテキストを選定し議論を深める。
到達目標 比較政治学の基本的な概念と方法を習得し、事例分析に適用する。
受講要件 受講希望者は、第1回授業の前日までにメールでご連絡をください。
各自が研究するケースを分析するのにふさわしい方法を意識して出席してください。
履修取消の可否
履修取消不可の理由
事前・事後学修 適宜、文献を指定するか、コピーを配布します。
講義内容 1 講義の進め方
2 比較政治学の論点@:方法
3 同上A:対象
4 同上B:データ
5 現代韓国・朝鮮研究@:旧植民地
6 同上A:国家分断と冷戦
7 同上B:権威主義政治体制
8 同上C:体制移行
9 同上D:社会運動
10 同上E:冷戦後
11 比較分析@:国家と社会
12 同上A:民主体制の移行と定着
13 同上B:デモクラシーの諸類型
14 同上C:ナショナリズム
15 まとめ
期末試験実施の有無 実施しない
評価方法・基準 発表(60%)と討論への参加(40%)。
教科書等 さし当たり参考文献は以下の通り。
小野耕二『比較政治』(東京大学出版会、2001年)
新川敏光・大西裕編著『世界政治叢書 日本・韓国』(ミネルヴァ書房、2008年)
Lichbach and Zuckerman eds., Comparative Politics, Cambridge UP, 1997
担当者プロフィール 専攻は、政治学・国際関係、現代韓国朝鮮研究。近年は、南北朝鮮関係、日韓関係、分裂国家ナショナリズムなどを研究している。著書に、『日韓関係と韓国の対日行動』(彩流社、2008年)、論文に「韓国の政権交代と対日政策」(国際政治、2014年)、「韓国における北朝鮮認識、台湾における中国認識」(広島国際研究、2017年)など。
講義に関連する実務経験
課題や試験に対するフィードバック 提出課題へのコメント等
アクティブ・ラーニング
キーワード 政治体制、ポリアーキー、権威主義政治体制、体制移行、民主化、社会運動、ナショナリズム
備考