科目名 経済政策論T
単位数 2.0
担当者 教授 高橋 広雅
履修時期 前期
履修対象 博士前期課程1、2年
講義形態 演習
講義の目的 伝統的な経済学では、人は完全に合理的な存在であると仮定します。しかし行動経済学の研究結果は、必ずしもそうではないことを示唆しています。つまり、人は一見非合理的な行動をとることがしばしばある。しかもそれにはある種の法則性が観察されます。このような行動経済学の知識習得を目的とします。
到達目標 ・行動経済学の考え方を理解し説明できる。(思考力・判断力)
・行動経済学の基本用語の意味を説明できる。(知識・技能)
受講要件 特になし。
履修取消の可否
履修取消不可の理由
事前・事後学修 毎回、テキストを読んで予習しておく。
報告がある場合はしっかりと準備しておく。
普段からテーマに関係のある情報を収集する。
講義内容 1 イントロダクション
2 ヒューリスティック
3 バイアス
4 プロスペクト理論(損失回避)
5 プロスペクト理論(参照点)
6 プロスペクト理論(現状維持バイアス)
7 プロスペクト理論(確率の主観的重み付け)
8 フレーミング効果
9 フレーミング効果とバイアス
10 異時点間の意思決定(指数型割引)
11 異時点間の意思決定(先延ばし行動)
12 異時点間の意思決定(双曲割引)
13 社会選好(利他性)
14 社会選好(不平等回避)
15 まとめと復習
期末試験実施の有無 実施しない
評価方法・基準 授業参加度20%
プレゼンテーション80%
教科書等 筒井 義郎他「行動経済学入門」東洋経済新報社
担当者プロフィール 専攻:マクロ経済学、経済成長論、行動経済学
講義に関連する実務経験
課題や試験に対するフィードバック プレゼンテーションに対する講評をする。
アクティブ・ラーニング
キーワード 行動経済学
備考