科目名 | 持続可能な開発のための教育(ESD)論 | ||
単位数 | 2.0 | ||
担当者 | 教授 卜部匡司 | ||
履修時期 | 後期 | ||
履修対象 | 博士前期課程1、2年 | ||
講義形態 | 講義 | ||
講義の目的 | ESD(持続可能な開発のための教育)の基本的概念や歴史的経緯を学ぶとともに、「国連ESDの10年」をはじめ、SDG’s(持続可能な開発目標)およびGAP(グローバル・アクション・プログラム)など、ESDの推進プログラムとその背景にある理論的基盤を理解する。国連(ユネスコ)をはじめ、各国政府やNGO等によるESDの取り組みに関する事例を考察し、今後のESDの実践モデルについて考える。 | ||
到達目標 |
・わが国政府の国連提案でESDが始まった経緯を理解する(知識・技能)。 ・環境と開発を考慮したESDの実践事例を分析できる(思考力・判断力・表現力)。 ・持続可能な社会づくりに貢献するESD実践に取り組む(主体性・協調性)。 |
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受講要件 | 特になし | ||
履修取消の可否 | 可 | ||
履修取消不可の理由 | |||
事前・事後学修 | 授業に関連する専門書や文献を熟読する。また、英語で文献を読み、不明な点については、国連や各国政府、NGO等のホームページなどで最新情報の収集と分析を行う。ユネスコスクール等の各学校、地域のユネスコ協会、環境NPOなど、地域のESD推進団体と協力しながら、ESDの推進に取り組む。 | ||
講義内容 |
第1回:ESD(持続可能な開発のための教育)とは 第2回:国連ESDの10年(DESD: 2005-2014年) 第3回:持続可能な開発目標(SDG’s) 第4回:環境教育を基盤としたESDの取り組み 第5回:開発教育を基盤としたESDの取り組み 第6回:国際理解教育を基盤としたESDの取り組み 第7回:市民性(シチズンシップ)育成教育を基盤としたESDの取り組み 第8回:平和教育(ヒロシマ)を基盤としたESDの取り組み 第9回:ESD実践の評価モデル(ESDの三角形) 第10回:日本政府およびユネスコ国内委員会のESD推進施策 第11回:NGO/NPO等の民間団体によるESD推進の取り組み 第12回:ユネスコスクールによるESD推進の取り組み 第13回:ESDで大切とされる6つの概念と7つの能力 第14回:今後のESDの実践に貢献する教材開発 第15回:今後のESDに貢献する実践教材案の発表 |
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期末試験実施の有無 | 実施しない | ||
評価方法・基準 |
成績評価は、次の方法で行う。 @課題の発表(85%) A討議への参加状況(15%) |
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教科書等 | 教科書は使用せず、資料を随時配布する。参考書については、随時必要に応じて紹介する。 | ||
担当者プロフィール | 教育学(比較国際教育学)専攻(国際学部棟616研究室) | ||
講義に関連する実務経験 | |||
課題や試験に対するフィードバック | 発表に対して即時的に講評する。 | ||
アクティブ・ラーニング | |||
キーワード | 持続可能な開発 | ||
備考 | 【教職】教職に関する科目(中・高校専修(英語)) |