科目名 | 現代社会論U | ||
単位数 | 2.0 | ||
担当者 | 教授 湯浅 正恵 | ||
履修時期 | 後期 | ||
履修対象 | 博士前期課程1、2年 | ||
講義形態 | 演習 | ||
講義の目的 | 現代社会論Iに続き、広島をテーマにし、特に放射線科学・医療の政治性について考えます。広島の平和運動において、被爆の「原体験」「実相」の重要性が長年に渡り強調されてきました。しかし「原体験」「実相」はその当初から矛盾を抱え、論争と闘争の対象となっています。本演習では、それらの論争と闘争を取り上げながら、科学や医療の政治性について考えます。 | ||
到達目標 | 客観的事実とみなされ制度の基盤とされる科学の政治性について考え始める契機とします。 | ||
受講要件 | 現代社会論Tを受講していること。 | ||
履修取消の可否 | 可 | ||
履修取消不可の理由 | |||
事前・事後学修 |
事前:演習はテーマごとに2コマ予定しています。毎週演習に使う文献は読んで参加します。 また一週目は講師が、二週目は受講生がレジュメを作成して発表します。 事後:期末にはまとめの発表を受講生が行い、全員で討論します。 |
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講義内容 |
1 イントロダクション 2・3 初期原爆調査 4・5 原爆二法と被爆者定義 6・7 原爆症裁判 8・9 東京電力福島第一原子力発電所事故 10・11 「黒い雨」運動と裁判 12・13 ひろしま福島裁判・伊方原発運転差止広島裁判 14・15 期末発表とまとめ |
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期末試験実施の有無 | 実施しない | ||
評価方法・基準 | 平常点(50点)と期末レポート(50点)。 | ||
教科書等 | 演習内で適宜指示します。 | ||
担当者プロフィール | 広島生まれ。英国シェフィールド大学国際学研究科に学び、グローバル化の中での新しい社会関係についての理論とフィールドワーク両方からのアプローチを試みている。研究室は国際学部棟730号室です。 | ||
講義に関連する実務経験 | |||
課題や試験に対するフィードバック | 演習内で行います。 | ||
アクティブ・ラーニング | レジュメによる報告と討議により受講生間の学びあいを期待しています。 | ||
キーワード | 科学言説、放射線被害、被爆者、平和運動 | ||
備考 |