科目名 | ラテンアメリカ文化論U | ||
単位数 | 2.0 | ||
担当者 | 准教授 吉江 貴文 | ||
履修時期 | 後期 | ||
履修対象 | 博士前期課程 | ||
講義形態 | 演習 | ||
講義の目的 | スペイン植民地期以降のアンデス地域(ペルー、ボリビア)を中心としたラテンアメリカ世界の先住民と文書との歴史的関係について理解を深めることを目的に、基本文献の購読を行う。 | ||
到達目標 | 「講義内容」で挙げている人類学・歴史学の文献資料等を参考にして、ラテンアメリカ世界の先住民と文書との歴史的関係について基礎的な理解を得る。 | ||
受講要件 | スペイン語の文献、資料等を扱うので、中級以上のスペイン語(読解)能力を身につけていることが受講の必須要件となる。 | ||
履修取消の可否 | 可 | ||
履修取消不可の理由 | |||
事前・事後学修 | 学部課程において、ラテンアメリカの歴史、文化等に関する基礎的知識を習得していることを前提に講義を行う。 | ||
講義内容 | R.Navarro Galaの“El libro de protocolo del primer notario indigena.”やJ.Rappaport の“Mas alla de la ciudad letrada.”、F.Salomonの“The Lettered Mountain.”などの文献資料を題材に、スペイン植民地期以降のラテンアメリカ社会における公文書管理システムのあり方や、文書主義の浸透と先住民社会への影響などについて歴史人類学の視点から検討する。 | ||
期末試験実施の有無 | 実施しない | ||
評価方法・基準 | 出席、平常点、期末課題を総合的に評価する。 | ||
教科書等 |
・Navarro Gala, Rosario, 2015, “El libro de protocolo del primer notario indigena.”Iberoamericana. ・Rappaport, Joanne, 2012,“Mas alla de la ciudad letrada.” ・Salomon, Frank, 2011,“The Lettered Mountain.”Duke University Press. ・その他の参考については、ガイダンス期間、および講義を通して適宜指示する。 |
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担当者プロフィール |
専門領域は歴史人類学(ラテンアメリカ、スペイン)、ラテンアメリカ地域研究、文書研究。 1993年より、ボリビア、ペルー、スペインを中心にフィールド調査を行っている。現在の研究テーマは『近代ヒスパニック世界における文書ネットワークの成立と展開』。 ・国際棟734研究室。 |
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講義に関連する実務経験 | |||
課題や試験に対するフィードバック | 授業のなかで提示する課題(レポート等)については、適宜、評価したうえで、模範解答、注意点、コメント等を対面授業、およびWebClassによって示す。 | ||
アクティブ・ラーニング | PBL、TBL、プレゼンテーション、ディスカッション、振り返り。 | ||
キーワード | ラテンアメリカ、アンデス、公文書管理、先住民、植民地史、歴史人類学。 | ||
備考 |