科目名 応用言語論U
単位数 2.0
担当者 森田光宏
履修時期 後期
履修対象 博士前期課程1、2年
講義形態 講義
講義の目的 応用言語学,特に英語教育と第二言語習得研究で用いられる研究方法について学び,自ら研究課題を設定し,データ収集・分析ができる力を養う。後期の応用言語論IIでは,量的データ分析を中心に学ぶ。
到達目標 1. 応用言語学,特に英語教育・第二言語習得研究で用いられる研究手法について学び,学術論文の理解を深め,批判的な読解を行うことができる。
2. 応用言語学,特に英語教育・第二言語習得研究で用いられる研究手法について学び,受講生が設定する研究課題の妥当性について自ら検討することができる。
受講要件 外国語の学習や使用の問題に関心があること。 また,前期の応用言語論Iを受講していることが望ましい。
履修取消の可否
履修取消不可の理由
事前・事後学修 1.授業内で指定された課題及び論文のまとめを提出すること。
2.授業内で指定されたデータ分析および自ら収集したデータの分析を試みること。
講義内容 第1回:質的研究と量的研究(ガイダンス)
第2回:量的研究:概論
第3回:基礎統計と推測統計
第4回:データの可視化
第5回:仮説検定と探索的研究
第6回:量的研究の方法(1):相関分析
第7回:量的研究の方法(2):処遇効果の検討
第8回:量的研究の方法(3):事前事後の比較
第9回:量的研究の方法(4): 因子分析
第10回:量的研究の方法(5):より高度な分析へ
第11回:効果量,信頼区間
第12回:メタ分析概説
第13回:量的研究をデザインする(1)
第14回:量的研究をデザインする(2)
第15回:まとめ
期末試験実施の有無 実施しない
評価方法・基準 授業内外の課題(40%)、授業への参加・貢献度 (30%)、期末レポート(30%)
教科書等 なし。
担当者プロフィール
講義に関連する実務経験
課題や試験に対するフィードバック 授業課題には個別にコメントを加え、フードバックを行う。また、それぞれの課題の成果を受動生同士で共有し、お互いの学習に役立てるようにする。
アクティブ・ラーニング ディスカッション;振り返り;
キーワード 言語習得,リサーチメソッド,量的研究
備考