科目名 国際社会研究演習T(マスメディア論)
単位数 2.0
担当者 井上 泰浩
履修時期 省略
履修対象 博士課程後期
講義形態 演習
講義の目的 社会のあらゆる領域と関わりのあるメディアの基本的文献を読破することにより、メディアによる人間の心と行動、そして社会への影響、また、国際政治(パブリック・ディプロマシー等)での役割まで、幅広く体系的に理解する。
到達目標 メディア心理学・人間行動学、メディアと政治(国際政治)、情報通信学、メディア法、ジャーナリズムなど、メディアを包括的に学びつつ、自分の専門領域を確立させる。
受講要件 担当者の専門分野で博士号取得を目指すもの。
履修取消の可否
履修取消不可の理由
事前・事後学修 配布や指示された文献を読んで理解する。
講義内容 メディアに関する基本文献を幅広く読んで理解し、毎回、クリティークのプレゼンを行う。その過程で小論文のテーマを設定し執筆を行う。
期末試験実施の有無 実施しない
評価方法・基準 文献の精読と理解、そして、授業でのディスカションとプレゼン(60%)。小論文(40%)。
教科書等 井上泰浩『メディア・リテラシー 媒体と情報の構造学』(日本評論社、2004年)
そのほか、受講生が目指す専門分野によって指示を行う。
担当者プロフィール  全国紙記者を経てミシガン州立大学でマスメディア学の博士号を取得。2013-2014年、ハワイ大学マノア校平和研究所研究員。
 専門は、メディアの影響・心理学(テレビや広告などのメディア・コンテントが人間のイメージ形成や行動にどのような影響を与えるかなど)、国際コミュニケーション(メディアによる情報の世界流通が政治や文化にどのような影響を及ぼすか)、政治コミュニケーション(キャンペーンや情報操作による政治や外交の問題など)、ジャーナリズムなど、幅広く取り組んでいます。現在の研究テーマは、原爆投下の国際報道比較、ソーシャルメディアと社会変化など。
講義に関連する実務経験 全国紙の記者として取材編集のマスコミ実務経験を持つ。
課題や試験に対するフィードバック プレゼンや小論文に対して修正点などのコメントを行う。
アクティブ・ラーニング
キーワード メディア、マスコミ、テレビ、新聞、ラジオ、報道・ジャーナリズム、報道の偏向、ネット、ソーシャルメディア、SNS、動画配信、サブスク
備考