科目名 | 国際社会研究演習U(国際経営論) | ||
単位数 | 2.0 | ||
担当者 | 教授 李 在鎬 | ||
履修時期 | 後期(オンライン) | ||
履修対象 | 博士後期課程 | ||
講義形態 | 演習 | ||
講義の目的 | 問題意識をさらに明確にし、妥当性及び信頼性が担保されえる検証の要件と方法論について検討する。 | ||
到達目標 | 先行研究で用いられてきた代理変数の決め方、データの収集、分析のあり方について討論し、その貢献と限界について熟知した上で受講者の博士課程研究に活かせる。 | ||
受講要件 | なし。 | ||
履修取消の可否 | 可 | ||
履修取消不可の理由 | |||
事前・事後学修 | 博士後期課程履修中の受講者は独立した研究者としての自覚を強くもち、常に関連論文や文献を熟読し、国内外の直近の研究動向を把握していることが求められる。 | ||
講義内容 |
発表と深い議論を通じて以下を学んでいく。 1)概説 2)学術論文の評価について(論題の新規性、論旨の明確性、論拠の客観性(妥当性と信頼性)、論述の精緻性) 3)多国籍企業の国際化 4)多国籍企業のグローバル化と地政学 5)半グローバル化(Semiglobalization) 6)地域企業の国際性の事例研究 7)国際性と地域性両立の条件 8)前半内容の総括 9)立地選定の意思決定 10)海外オペレーションモード(貿易、提携、直接投資) 11) 海外オペレーションモードの決定プロセス 12)知識、交渉力と国際合弁の不安定性 13)外国企業の不利 14) 異文化経営論 15) 後半内容の考察 |
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期末試験実施の有無 | 実施しない | ||
評価方法・基準 | 研究報告、討論等を総合的に判断し、評価する。発表と議論への参加の際は、問題の真因に迫る姿勢が求められる。また、文献の内容を理解するだけでなく、批判的に捉え、自分の問題意識と関連づけて捉えているかが重要な評価ポイントになる。 | ||
教科書等 | 授業中に知らせる。 | ||
担当者プロフィール |
経済学博士(京都大学)組織経営分析専攻。 主に自動車産業のバリューチェーンにおける企業間関係を研究してきた。 近著としては李在鎬(2023)「自動車産業電動化の移行期におけるバリューチェーンの変容と静脈部企業の先行的対応戦略ー廃車載電池再資源化企業の事例」『アジア経営研究』第29巻等がある。 |
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講義に関連する実務経験 | |||
課題や試験に対するフィードバック | 発表、議論後個別にフィードバックと改善のための提言がなされる。 | ||
アクティブ・ラーニング | |||
キーワード | 多国籍企業、グローバル化、半グローバル化、海外オペレーション、知識、異文化 | ||
備考 |