科目名 | 地域研究演習T(日本社会) | ||
単位数 | 2.0 | ||
担当者 | 教授 ウルリケ ヴェール | ||
履修時期 | 前期 | ||
履修対象 | 博士後期 1年次 | ||
講義形態 | 演習 | ||
講義の目的 | 近・現代社会(とくに明治期以降の日本社会)を築き、その形成に伴って発生した様々な言説を、ジェンダー・セクシャリティに関わるものを中心に検討する。また、文化・社会・歴史研究に大きな影響を与え続けてきたジェンダー理論を学ぶ。さらに、歴史的産物でありながら社会組織の一部であるジェンダー・セクシュアリティに加え、それと様々な形で交差しているエスニシティ・「人種(race)」・階級などのカテゴリーを分析の道具に、近・現代の歴史と社会を考えていく。 | ||
到達目標 | ジェンダー・セクシュアリティの分野に関わる研究や論文執筆のために必要な知識を深め、先行研究の理解を高めること。 | ||
受講要件 | ジェンダー・セクシュアリティの分野に興味があり、その研究に取り掛かっていること。 | ||
履修取消の可否 | 可 | ||
履修取消不可の理由 | |||
事前・事後学修 | 指定されたリーディングを行い、それに関する発表、また各自の研究計画、研究の進捗状況、先行研究についての発表を準備することなど。 | ||
講義内容 | 受講生の人数や研究テーマや研究の進捗状況に応じて決める。 | ||
期末試験実施の有無 | 実施しない | ||
評価方法・基準 |
文献等についてのレジュメ作成や発表などといった課題の成績、授業で行う討論への参加具合などに基づいて総合的に評価する。 *授業や先行研究等の内容を適切に把握し、理解しているかどうか。 *先行研究と自分自身の興味関心・研究テーマとの関係性について理解し、説明できるかどうか。 |
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教科書等 | 学生と教員の話し合いの上で決める。 | ||
担当者プロフィール |
出身はドイツで、専門は金・現代日本を中心としてジェンダー史研究である。 主な研究は、日本におけるフェミニズムの運動史と思想史、近代の日独関係にみられるコロニアリズムとジェンダー・ポリティクスにかかわるものである。 |
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講義に関連する実務経験 | |||
課題や試験に対するフィードバック | 授業における口頭でのフィードバックや提出物の添削など。 | ||
アクティブ・ラーニング | |||
キーワード | 日本研究、ジェンダー研究 | ||
備考 |