科目名 情報科学講究T
単位数 2.0
担当者 教授 高濱 徹行
履修時期 前期
履修対象 1、2、3年次
講義形態 講義
講義の目的 人間の知的活動を支援する知的情報システム技術分野において高度な専門的知識・技能・能力を身につける。
到達目標 (1) 課題を正確に理解し、論理的に説明できる。
(2) 課題の内容を適切に把握し、その課題を解決するため、従来の研究結果等を解析、活用することができる。
(3) 従来の研究結果等に基づいた論証を適切に展開でき、適切な結果が導き出せる。
受講要件 特になし
履修取消の可否
履修取消不可の理由
事前・事後学修 教員より適宜個別に指示する。
講義内容 自己の能力を高める学習機能を有する知的システム、および、人間の知識状態を把握し人間の知的活動を補助する知的システムにおいて、知識表現は重要な役割を有している。 曖昧な知識の表現に適したファジィ推論ルールなどの知識表現と、数理的手法や遺伝的アルゴリズムなどの進化的計算によりシステムの知識を最適化する学習機構について講述し、研究指導を行う。
期末試験実施の有無 実施しない
評価方法・基準 研究活動と発表により総合的に評価する。
教科書等 教員より適宜個別に指示する。
担当者プロフィール 京都大学大学院工学研究科博士課程電気第二工学専攻研究認定退学。福井大学助手、講師を経て、助教授として広島市立大学に着任。2005年に教授となり、現在に至る。専門分野は、自然現象から着想を得て情報処理を行うナチュラルコンピューティング、ファジィ理論、機械学習など。現在、進化的計算に基づく最適化アルゴリズムの効率化・大規模化および知識の最適化に関する研究に従事。知能工学専攻の計算知能グループ所属。
講義に関連する実務経験
課題や試験に対するフィードバック 教員より適宜個別に指導を行う。
アクティブ・ラーニング
キーワード 計算知能,進化的計算,ファジィ理論
備考 主指導教員としての「情報科学講究T」を履修する場合は必修