科目名 情報科学講究U
単位数 2.0
担当者 教授 市原 英行
履修時期 後期
履修対象 1、2、3年次
講義形態 講義
講義の目的 コンピュータ技術、ネットワーク技術、それらの融合技術及び運用技術分野において高度な専門的知識・技能・能力を身につける。
到達目標 (1) 課題を正確に理解し、論理的に説明できる。
(2) 課題の内容を適切に把握し、その課題を解決するため、従来の研究結果等を解析、活用することができる。
(3) 従来の研究結果等に基づいた論証を適切に展開でき、適切な結果が導き出せる。
受講要件 特になし
履修取消の可否
履修取消不可の理由
事前・事後学修 教員より適宜個別に指示する。
講義内容 コンピュータの用途が様々な領域に広がるにつれて、用途に応じてコンピュータの計算手法を見直す動きがでている。ストカスティックコンピューティングは、数値を確率として表現し、計算結果を期待値として得る新しい計算手法であり、ノイズに強く消費電力の小さいコンパクトなコンピュータを設計できることから注目されている。本講義では、ストカスティックコンピューティングを用いた従来の回路設計法に関する講述を行い、ストカスティックコンピューティングを用いた新しい設計手法の提案に関する研究指導を行う。
期末試験実施の有無 実施しない
評価方法・基準 研究活動と発表により総合的に評価する。
教科書等 教員より適宜個別に指示する。
担当者プロフィール 大阪大学大学院応用物理学専攻博士後期課程修了。博士(工学)。1999年12月に広島市立大学助手として着任し、同大学助教授・准教授を経て、現在に至る。専門分野は、VLSIの設計とテスト、ディペンダブルシステム、ストカスティックコンピューティング。コンピューティング講座所属。
講義に関連する実務経験
課題や試験に対するフィードバック 教員より適宜個別に指導を行う。
アクティブ・ラーニング
キーワード ディペンダブルコンピューティング、フォールトトレラントコンピューティング、ストカスティックコンピューティング、LSIの設計とテスト、テスト容易化設計、テスト圧縮
備考 副指導教員としての「情報科学講究U」を履修する場合は必修