科目名 情報科学講究U
単位数 2.0
担当者 准教授 釘宮 章光
履修時期 後期
履修対象 1、2、3年次
講義形態 講義
講義の目的 情報通信技術と医用情報、生体情報、光・電子計測との融合技術分野において高度な専門的知識・技能・能力を身につける。
到達目標 (1) 課題を正確に理解し、論理的に説明できる。
(2) 課題の内容を適切に把握し、その課題を解決するため、従来の研究結果等を解析、活用することができる。
(3) 従来の研究結果等に基づいた論証を適切に展開でき、適切な結果が導き出せる。
受講要件 特になし
履修取消の可否
履修取消不可の理由
事前・事後学修 教員より適宜個別に指示する。
講義内容 臨床医療や予防医療の分野において、検体の分析を「その場」において行うことは、疾患の早期発見や疾病の病態管理に非常に有効である。これまでの研究により肝臓病や糖尿病、癌などの病態において血中のアミノ酸濃度バランスが健常な状態とは異なってくるということが知られている。博士後期課程において教育する研究では、20種類のアミノ酸の分析を迅速、簡便、安価に行うことができるバイオセンサー型の小型装置を開発し、病気の早期発見・治療に役立てることを目的とする。
期末試験実施の有無 実施しない
評価方法・基準 研究活動と発表により総合的に評価する。
教科書等 教員より適宜個別に指示する。
担当者プロフィール 東京大学大学院工学系研究科化学生命工学専攻修士課程修了。博士(工学)。広島市立大学助手、(財)広島市産業振興センター先端科学技術研究所次長を経て、平成22年4月に広島市立大学准教授として着任、現在に至る。専門分野は生物機能工学。現在、バイオセンサーに関する研究に従事。医用情報科学専攻バイオ情報学研究グループに所属。
講義に関連する実務経験
課題や試験に対するフィードバック 教員より適宜個別に指導を行う。
アクティブ・ラーニング
キーワード 医療機器・バイオセンサー・分析化学・生体計測・分子認識化学
備考 副指導教員としての「情報科学講究U」を履修する場合は必修