科目名 | 情報科学講究U | ||
単位数 | 2.0 | ||
担当者 | 准教授 神尾武司 | ||
履修時期 | 後期 | ||
履修対象 | 1、2、3年次 | ||
講義形態 | 講義 | ||
講義の目的 | 効率・環境・安全などの多様な価値観のもとで調和と協調を図ったシステム技術分野において高度な専門的知識・技能・能力を身につける。 | ||
到達目標 |
(1) 課題を正確に理解し、論理的に説明できる。 (2) 課題の内容を適切に把握し、その課題を解決するため、従来の研究結果等を解析、活用することができる。 (3) 従来の研究結果等に基づいた論証を適切に展開でき、適切な結果が導き出せる。 |
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受講要件 | 特になし | ||
履修取消の可否 | 否 | ||
履修取消不可の理由 | |||
事前・事後学修 | 教員より適宜個別に指示する。 | ||
講義内容 | インテリジェントシステムは計算機上に実装される知的な情報処理システムである。近年、インテリジェントシステムの需要は急増しており、その応用事例は多岐にわたっている。特にインテリジェントシステムをマルチエージェントシステムとして実装する場合、問題に対するシステムの性能向上が求められる一方で、学習や解探索に要する計算コストの増加が問題となるケースが数多く存在する。このようなケースでは、問題特有の知識を利用することはもちろん、学習法、探索法、システム構成について適切な選択と修正を行うことにより、システムに要求される性能を維持しつつ、計算コストの低減を図ることが重要となる。そこで本講義では、強化学習や進化的計算に基づくマルチエージェントシステムの構成法に対して、性能向上と計算コスト低減の両面から、学習/探索法およびシステム構成について講述し、研究指導を行う。さらに、そのマルチエージェントシステムを実世界の問題に応用することも同時に検討する。 | ||
期末試験実施の有無 | 実施しない | ||
評価方法・基準 | 研究活動と発表により総合的に評価する。 | ||
教科書等 | 教員より適宜個別に指示する。 | ||
担当者プロフィール | 静岡大学大学院電子科学研究科電子応用工学専攻博士課程修了。博士(工学)。平成11年4月に広島市立大学情報科学部助手として着任し、同大学大学院情報科学研究科講師を経て、令和5年4月より准教授、現在に至る。専門分野は機械学習、進化的計算など。現在、強化学習や進化的計算に基づくマルチエージェントシステムに関する研究に従事。電子情報通信学会、日本航海学会、計測自動制御学会各会員。 | ||
講義に関連する実務経験 | |||
課題や試験に対するフィードバック | 教員より適宜個別に指導を行う。 | ||
アクティブ・ラーニング | |||
キーワード | マルチエージェントシステム、強化学習、進化的計算 | ||
備考 | 副指導教員としての「情報科学講究U」を履修する場合は必修 |