科目名 情報生物材料講究
単位数 2.0
担当者 情報科学研究科 医用情報科学専攻 准教授 釘宮 章光
履修時期 前期・後期
履修対象 博士後期課程1、2、3年
講義形態 実習
講義の目的 医用情報科学、特に情報生物材料、バイオセンサーなどの分野に関して体系的かつ俯瞰的に情報科学の立場から理解を深めることを目的とする。以下にその具体的な内容を示す。
1. 医用情報科学に関する文献を調査研究しその結果に対して討論を行ことで、研究開発動向を体系的かつ俯瞰的に情報科学の立場から理解する。
2. 医用情報科学に関する研究課題に対し、調査、問題把握、解析、結果の整理、解釈など、結論に至るまでの各過程を実践するとともに、研究報告書作成、研究発表を通じて、当該技術分野を体系的かつ俯瞰的に学ぶ。
到達目標 医用情報科学における最新の研究開発動向を体系的かつ俯瞰的に情報科学の立場から理解・説明できる。
受講要件 特になし
履修取消の可否
履修取消不可の理由
事前・事後学修 事前・事後学習として以下の内容を行う。
1. 事前に演習課題に関係する文献収集、文献内容の理解、文献調査内容に対する発表準備などを行う。また、討論時において生じた疑問点などを検討・理解する。
2. 事前に研究課題に関係する情報収集、問題把握、解析、結果の整理、解釈など、結論に至るまでの各過程を整理し検討するとともにこれらに対する報告書作成、研究発表準備などを行う。また討論時において生じた疑問点などを検討・理解する。
講義内容 特に情報生物材料、バイオセンサー、再生医療、医療機器、医薬品開発などの分野に関して以下の内容で行う。
1. 指導教員の助言を受けながら、医用情報科学に関する最近の文献を収集する。
2. 文献における論理的思考展開及び技術体系を把握する。
3. 文献調査の報告を行い、調査内容に関して討論する。
4. 研究成果・文献調査結果の発表(プレゼンテーション、文章作成)を行う。
期末試験実施の有無 実施しない
評価方法・基準 文献調査報告書、調査研究発表内容、討論内容、研究課題に対する取り組み、研究報告書、研究発表などから総合的に評価する.
教科書等 特になし
担当者プロフィール 東京大学大学院工学系研究科化学生命工学専攻修士課程修了。博士(工学)。広島市立大学助手、(財)広島市産業振興センター先端科学技術研究所次長を経て、平成22年4月に広島市立大学准教授として着任、現在に至る。専門分野は生物機能工学。現在、バイオセンサーに関する研究に従事。医用情報科学専攻バイオ情報学研究グループに所属。
講義に関連する実務経験
課題や試験に対するフィードバック 演習時間内もしくは演習後にその内容に対して講評する。
アクティブ・ラーニング プレゼンテーション、ディスカッション
キーワード 情報生物材料・バイオセンサー・再生医療・医療機器開発・医薬品開発
備考