科目名 | 知的情報検索特論 | ||
単位数 | 2.0 | ||
担当者 | 知能工学専攻 准教授 梶山朋子 | ||
履修時期 | 後期(第3ターム) | ||
履修対象 | 1,2年 | ||
講義形態 | 講義 | ||
講義の目的 | これまでの情報検索システムは,人が入力したクエリと適合する文書の一覧を出力することが中心的であったが,近年では,人と検索システムのインタラクションを重視した情報検索手法に関心が高まっている.本講義では,従来の情報検索技術や関連技術の解説,および,最新の研究成果や応用事例を通して,知的情報検索システムに関する知識と技術を習得する. | ||
到達目標 |
知的情報検索システムに関する基礎的な技術について説明できる. クエリ推定や修正,情報推薦,自動要約などの知的情報検索システムの関連技術について説明できる. 情報検索システムの設計,および,検索インタフェースの設計を体験する. 課題への取り組みや発表を通じて,問題解決能力やプレゼンテーション能力を向上させる. |
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受講要件 |
プログラミング(言語は問わない)の基礎知識を有していること. 「情報検索」を履修済みであることが望ましい. |
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履修取消の可否 | 可 | ||
履修取消不可の理由 | |||
事前・事後学修 | 事前学修のための資料,および,事後学修のための演習課題を配布する. | ||
講義内容 |
1 知的情報検索とは 2 情報検索システムの基本技術 3 WWWとネットワーク科学 4 クラスタリング 5 マルチメディア検索 6 情報検索インタフェース 7 検索システム開発に関する演習 8 検索システム開発に関する発表およびディスカッション 9 リンク解析 10 クローリング 11 情報の可視化 12 連想検索・感性検索 13 データ分析に関する演習 14 データ分析に関する発表およびディスカッション 15 まとめ ※講義の順序は変更することがある. |
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期末試験実施の有無 | 実施しない | ||
評価方法・基準 |
演習課題提出 20% 発表およびディスカッション 80% |
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教科書等 |
教科書: 特になし.適宜,資料を配布する. 参考書: Christopher D. Manning et al., "Introduction to Information Retrieval," Cambridge University Press Marti A. Hearst, "Search User Interfaces," Cambridge University Press |
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担当者プロフィール |
情報検索,ヒューマンインタフェース,感性情報処理に関する研究に従事. 知能工学専攻(情報科学部棟6階 661室) http://www.cm.info.hiroshima-cu.ac.jp/index.html 講義内容・演習課題・発表資料作成等に関する個別学習相談を随時受け付けます. メールで事前にアポイントメントを取った上で,研究室を訪ねてください. |
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講義に関連する実務経験 | |||
課題や試験に対するフィードバック |
演習課題実施後に,模範解答を提示し解説する. 課題に対する発表およびディスカッション後に講評する. |
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アクティブ・ラーニング | プレゼンテーション,ディスカッション,振り返り | ||
キーワード | PageRank,HITS,知識構造,情報要求,感性情報,検索インタフェース | ||
備考 | 【教職】高専修(情報) |