科目名 ロボティクス特論
単位数 2.0
担当者 教授 岩城 敏
履修時期 後期
履修対象 1年、2年
講義形態 講義
講義の目的 学部で培った基礎的なロボット技術をベースに、研究活動に直結する高度で最先端のロボット工学へと発展させる。学術だけではなく、最新の製品・ビジネス動向、さらには、国内外学会活動、論文執筆、特許等、幅広いロボティクス関連の話題について発表会形式で議論することで、国際会議等で研究発表・討論するスキルを身に着ける。

Based on the fundamental robot technology learned in undergraduate school, we will proceed to advanced robotics directly linked to research activities.
Not only academia but also business trends related to latest robotics topics will be discussed.
As an elementary exercise for presentation in international conference, we will practice presentation and discussion using the student's graduation thesis.
到達目標 教師側から提供する情報に基づき、学生自らがレポートやプレゼンテーション(英語含む)で提案・発表することで、ロボット関連学会で発表・質疑応答ができる。
目標は下記評価方法に沿ってその達成が判断される。
受講要件 学部においてロボット工学関連の授業単位を取得していること。
履修取消の可否
履修取消不可の理由
事前・事後学修 事前・事後学修のためのプリントの課題を完成させる。
講義内容 1.序論
2.ロボティクスの最新技術・学会・特許・ビジネス関連情報
3.学生の卒論発表と技術討論1(ロボティクス分野)
4.学生の卒論発表と技術討論2(メカトロニクス分野)
5.学生の卒論発表と技術討論3(インタフェース分野)
6.ロボティクス関連技術ニュース(英語)のディクテーション1(ICRAダイジェストメカトロ系)
7.ロボティクス関連技術ニュース(英語)のディクテーション2(ICRAダイジェストサービスロボット系)
8.ロボティクス関連技術ニュース(英語)のディクテーション3(ICRAダイジェストインタフェース系)
9.技術英語コミュニケーション基礎訓練1(日常会話)
10.技術英語コミュニケーション基礎訓練2(初等数学の英語による授業理解)
11.技術英語コミュニケーション基礎訓練3(線形代数の英語による授業理解)
12.学生の卒論の英語による発表1(ロボティクス分野)
13.学生の卒論の英語による発表2(メカトロニクス分野)
14.学生の卒論の英語による発表3(インタフェース分野)
15.まとめ
期末試験実施の有無 実施しない
評価方法・基準 レポート提出率:10割、プレゼンテーション回数:2以上を単位取得必須条件とし、英語による発表と質疑応答を総合的に判断して成績を決定する。
教科書等 毎回プリント配布。
参考書:ロボット制御の実際(コロナ社)計測自動制御学会編
担当者プロフィール 授業内容や宿題などに関する、学生の個別学習相談を随時受け付けています。
教員の所在は、学内サイネージ等に掲示されていますので、確認の上、研究室(情報科学部棟720室)を訪ねてみてください。
講義に関連する実務経験 実務経験:1984年4月〜2007年3月 NTT研究所に勤務(ロボット研究に従事)
課題や試験に対するフィードバック 小テストや提出課題については、模範解答を配布する。
アクティブ・ラーニング
キーワード ロボティクス、国際会議リハーサル、英会話、英語討論、プレゼンテーション
備考