科目名 | 組込みソフトウェア実装・シミュレーション特論 | ||
単位数 | 2.0 | ||
担当者 | システム工学専攻 准教授 村田 佳洋 | ||
履修時期 | 前期 | ||
履修対象 | 1、2年次 | ||
講義形態 | 講義 | ||
講義の目的 |
授業形態:講義 並列分散組込みシステム開発のため、Erlang言語による機能の実現と検証、シミュレータを用いた機能検証について学ぶ。また関数型言語の概念と取り扱い方について学ぶ。 なお、授業形態は講義である。 |
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到達目標 |
関数型言語を利用するための知識・技術・技能を身に着けること. 具体的には,素数判定プログラムを実装できる程度の技能を身に着けること.また純粋メッセージパッシング言語における並列プロセスの制御法を身に着けること. |
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受講要件 | 組込みアーキテクチャ設計・ソフトウェア設計特論と組込みソフトウェア実装特別演習を受講していることを前提とする。 | ||
履修取消の可否 | 可 | ||
履修取消不可の理由 | |||
事前・事後学修 | 事前・事後学修のためのプリントを配付する(課題を課す).また,各講義内容ごとに,C言語での実装法について復習しておくこと. | ||
講義内容 |
1.オリエンテーション、Erlang言語と実行環境 2.Erlang言語とC言語 3.Erlang言語によるプログラミング(1)〜再帰関数の定義 4.Erlang言語によるプログラミング(2)〜データ型 5.Erlang言語によるプログラミング(3)〜ガード条件 6.Erlangインタプリータの導入とデバッグ 7.中間まとめ 8.Erlang言語によるプログラミング(4)〜変数データベース 9.Erlang言語によるプログラミング(5)〜アルゴリズム実装 10.資源の排他処理を必要とする演習問題 11.グローバルな変数の実現方法 12.外部への入出力(ファイル、通信) 13.C言語で実装した関数の呼び出し 14.版管理とCVSの利用 15.総括 ※授業の順序は変更することがある. |
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期末試験実施の有無 | 実施しない | ||
評価方法・基準 |
Erlangプログラミングおよびシステム開発能力を、質疑や受講状況により評価する(40%).またレポート課題(60%)により評価する. 評点に対する評価は履修規定のとおり. |
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教科書等 | 参考書: Joe Armstrong著・榊原一矢訳「プログラミングErlang」(オーム社開発局) | ||
担当者プロフィール |
村田佳洋 問い合わせ先: 情報科学部棟8階820室 授業内容や宿題などに関する学生の個別学習相談を,随時受け付ける. 教員の所在は,学内サイネージ等に掲示されているため,確認の上,研究室を訪ねてみること. |
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講義に関連する実務経験 | |||
課題や試験に対するフィードバック | 提出されたレポートについて,講義中に直接指導する. | ||
アクティブ・ラーニング | |||
キーワード | 関数型言語,並列プログラミング,Erlang | ||
備考 |