科目名 生体計測工学特論
単位数 2.0
担当者 医用情報科学専攻 准教授 常盤 達司
履修時期 後期
履修対象 1・2年生
講義形態 講義
講義の目的 生体の信号を計測するための原理・手法並びに計測信号の解析法について講義や討論を通して学ぶ。
講義を通して、生体計測工学に必要な知識を体系的に修得することを目的とする。
到達目標 生体計測工学に関する講義を通して生体計測・解析に必要な知識を習得する。
受講要件 数学、物理、電子回路の基礎知識を有していること。
履修取消の可否
履修取消不可の理由
事前・事後学修 講義に関連する文献を調査したり、学術雑誌を読んだりする。
講義内容 1. イントロダクション(生体計測工学とは)
2. 信号処理に必要な基礎知識(数学)
3. 信号処理に必要な基礎知識(電気回路,オペアンプ回路)
4. 信号処理に必要な基礎知識(内積と相関)
5. フーリエ変換(公式の成り立ち・実部と虚部の役割)
6. ローパスフィルタ、ハイパスフィルタ
7. 神経生理の基礎知識と様々な生体信号
8. 生体信号(皮膚電気活動)     
9. 生体信号(筋電図)
10. 脳波(誘発電位)
11. 脳波(事象関連電位)
12. 脳波(運動準備電位)
13. 生体信号計測装置・機器の安全性
14. 生体計測工学に関する研究紹介
15. 生体計測工学に関する討論

※授業の順序、日程は変更することがある。
※受講生の理解度に応じて講義内容を調整することがある。
※掲示板に連絡事項を掲載することがあるので必ず確認すること。
期末試験実施の有無 実施しない
評価方法・基準 事前に与えられた課題(50%),研究発表(30%)および講義参加度(20%)から総合的に判定する。
評価基準には、学生便覧記載の成績評価基準を適用する。
教科書等 教科書・参考書等は講義内で適宜紹介する。
必要に応じて資料を配布する。
担当者プロフィール 医用情報科学専攻 常盤達司 居室:情報科学部棟561室
研究分野:生体医工学

【学生の学習指導・支援体制について】
講義内容に関する学生の個別学習相談を随時受け付けている。
教員の所在は、学内サイネージ等に掲示されているので、確認の上、来訪のこと。事前にメール等でアポイントメントを取っておくと良い。
講義に関連する実務経験
課題や試験に対するフィードバック ・講義中に適宜与える課題については,講義中に解説するとともに学生からの質問に随時対応する.
アクティブ・ラーニング プレゼンテーション,調査活動,ディスカッション
キーワード 生体計測,生体医工学
備考