科目名 | 美術史特講(東洋・工芸)A | ||
単位数 | 2.0 | ||
担当者 | 非常勤講師 臺信 祐爾 | ||
履修時期 | 前期 | ||
履修対象 | 1・2年次 | ||
講義形態 | 講義 | ||
講義の目的 |
【授業形態:講義】 紀元前6(または5)世紀頃生まれた歴史上の人物ゴータマ・シッダールタ(釈迦牟尼)が創始した仏教は、アジア各地に広がり、今日もなお信仰を集めている。本講義では多数の写真を通して、時代や民族ごとに異なる図像や様式などにかかわる特徴について理解する。 |
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到達目標 | 仏像造立の歴史的背景、仏像の種類や役割、また時代や民族ごとに認められる特徴的な様式について理解し、アジア仏教美術史を俯瞰できる能力を育てる。 | ||
受講要件 | 特になし | ||
履修取消の可否 | 可 | ||
履修取消不可の理由 | |||
事前・事後学修 |
事前・事後学修のためのプリントを配布する。 質疑応答の時間を各講義終盤に設ける。 |
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講義内容 |
1.仏教以前のインド世界の宗教およびその美術 2.仏教の創始者釈迦の生涯 3.釈迦の生涯の物語(仏伝図) 4.釈迦の前世の物語(本生図) 5.仏像の誕生 ガンダーラの仏像 6.仏像の誕生 インド・マトゥーラの仏像 7.仏像の成熟 インド・グプタ朝の仏像 8.アフガニスタン・西域の仏教美術 9.中国の仏教美術 五胡十六国の仏像 10. 中国の仏教美術 北魏・北斉の仏像 11.中国の仏教美術 隋・唐の仏像 12.朝鮮の仏教美術 三国時代の仏像 13.東南アジアの仏教美術 14. 仏教工芸美術 15.まとめ |
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期末試験実施の有無 | 実施しない | ||
評価方法・基準 |
授業参加度 20% レポート課題の提出 80% |
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教科書等 | 特になし | ||
担当者プロフィール | 九州国立博物館名誉館員。東洋美術史が専門。ヒト、モノ、宗教、技術の移動受容変容などに関心がある。 | ||
講義に関連する実務経験 |
東京国立博物館(1984年4月~2004年10月)と九州国立博物館(2004年11月~2015年3月)にて東洋美術史研究及び特別展業務(大谷探検隊、シルクロード美術、カンボジア美術、チベット美術、契丹美術など)に従事。 2017年度、2019年度、2021年度にも本講義を担当。 |
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課題や試験に対するフィードバック | 提出したレポートは後日講評する予定。 | ||
アクティブ・ラーニング | |||
キーワード | アジア、仏教、美術史、考古学 | ||
備考 |