科目名 美術史特講(西洋)B
単位数 2.0
担当者 非常勤講師 藤村 拓也
履修時期 後期
履修対象 1・2年次
講義形態 講義
講義の目的 概説と事例研究等の解説をとおして、北方ルネサンスの代表的な作家・作品と西洋美術史の研究方法等について理解する。
到達目標 北方ルネサンス美術と西洋美術史の研究方法の基本的な知識を取得し、簡単な説明をすることができる(知識・技能、思考力・表現力)。
受講要件 特になし
履修取消の可否
履修取消不可の理由
事前・事後学修 可能な範囲で北方ルネサンスに関する全集や展覧会図録、ネット画像等に目を通しておくこと。事後:講義内容を復習し、可能な範囲で紹介した参考文献に目を通すこと。
講義内容 1. はじめに
2. 北方ルネサンスの美術(1)ネーデルラント
3. 北方ルネサンスの美術(2)ドイツ
4. 北方ルネサンスの美術(3)その他の地域
5. 美術史学の方法論(1)スタイル、イコノグラフィー
6. 初期ネーデルラント絵画(1)概説
7. 初期ネーデルラント絵画(2)風景表現をめぐって
8. 美術史学の方法論(2)イコノロジー、コンテクスト、マテリアリティ
9. 都市と美術(1)祭壇画
10. 都市と美術(2)裁判画
11. 都市と美術(3)祝祭
12. 版画というメディア(1)木版画
13. 版画というメディア(2)銅版画
14. 版画というメディア(3)毛むくじゃらの犬をめぐって
15. まとめ
期末試験実施の有無 実施しない
評価方法・基準 レポート
教科書等 特になし
担当者プロフィール 町田市立国際版画美術館学芸員。専門は初期ネーデルラント美術史、西洋版画史(15〜18世紀)。担当した主な展覧会は「森羅万象を刻む―デューラーから柄澤齊へ―」展(2016年)、「THE BODY―身体の宇宙―」展(2019年)、「自然という書物―15〜16世紀のナチュラルヒストリー&アート―」展(2023年)。
講義に関連する実務経験
課題や試験に対するフィードバック リアクションペーパーについて講義中にコメントする。
アクティブ・ラーニング
キーワード 西洋美術史、北方ルネサンス、初期ネーデルラント絵画、木版画、銅版画
備考