科目名 | 美術史特講(現代)A | ||
単位数 | 2.0 | ||
担当者 | 准教授 石松 紀子 | ||
履修時期 | 前期 | ||
履修対象 | 1・2年次 | ||
講義形態 | 演習 | ||
講義の目的 | 20世紀以降に欧米で書かれた美術言説の主要な論文をとおして、モダニズムからポストモダニズム以降までの現代美術に関わる批評的・思想的な潮流を理解する。 | ||
到達目標 |
欧米の現代美術を理解する上で重要な批評や言説の知識を身につけることができる。(知識) 現代美術に関わる批評的・思想的な見解をもって、美術作品や展覧会などを考察・検証することができる。(思考力) |
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受講要件 | 特になし。 | ||
履修取消の可否 | 可 | ||
履修取消不可の理由 | |||
事前・事後学修 | 事前に指定されたテキストを読み、自分の考えをまとめる。 | ||
講義内容 |
各講義で論文を読み、検討を加えていく。参加者は学期中に1回は発表を担当する。 1. イントロダクション 2. ガエタン・ピコン「落選者展覧会」(1974年) 3. ヴォルター・ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」(1936年) 4. クレメント・グリーンバーグ「モダニズムの絵画」(1961年) 5. スーザン・ソンタグ「反解釈」(1964年) 6. レオ・スタインバーグ「他者の批評基準」(1972年) 7. ロザリンド・クラウス「展開された場における彫刻」(1979年) 8. クレイグ・オーウェン「他者の言説」(1983年) 9. アーサー・ダント「アートの終焉」(1984年) 10. フェリックス・ガタリ「ポストメディア社会に向けて」(1990年) 11. ニコラ・ブリオー「1990年代の芸術」(2002年) 12. クレア・ビショップ「敵対と関係性の美学」(2004年) 13. ボリス・グロイス「インスタレーションの政治学」(2009年) 14. T.J.デモス「人新世へようこそ」(2017年) 15. ブリュノ・ラトゥール「地球に降り立つことへの7つの反対理由」(2020年) |
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期末試験実施の有無 | 実施しない | ||
評価方法・基準 |
授業参加度30% レジュメ作成&プレゼンテーション70% |
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教科書等 | 授業で使用するテキストは事前に配布する。 | ||
担当者プロフィール | |||
講義に関連する実務経験 | |||
課題や試験に対するフィードバック | 授業中のコメントやメール等で対応する。 | ||
アクティブ・ラーニング | プレゼンテーション、ディスカッション | ||
キーワード | 現代美術、モダニズム、ポストモダニズム、グローバリズム、人新世 | ||
備考 |