科目名 立体造形演習
単位数 2.0
担当者 教授 吉田幸弘
准教授 藤江竜太郎
履修時期 通年
履修対象 1年次・2年次
講義形態 演習
講義の目的 立体物のデザインをすすめるため、その計画から具体化に至る基礎的な展開として位置づける。
社会や生活とプロダクトデザインの関わりから各自テーマを設定し、その発想、計画、構想、ならびに作品の具体化について感性と計画性の基本プロセスを学ぶ。最終的には、プロダクトデザインの制作プロセスを理解し、作品展示とドキュメントの制作ができるようになる。
到達目標 立体造形作品やプロダクトデザインの計画的研究と制作を通し、造形とその具体化のための実現能力を身につけることができるようになる事を到達目標とする。(知識・技能)(思考力・判断力・表現力)
受講要件 デザインイベントやデザイン展に積極的に参加すること。デザインコンペ等に積極的に応募すること。
履修取消の可否
履修取消不可の理由 必修科目のため
事前・事後学修 自分の製作理念とその作品への反映をすること。積極的に公募展に応募、発表する。
講義内容 【前期】
第1回 課題の主旨説明
第2回 研究計画書の作成
第3回 研究計画書の指導
第4回 研究計画書の再構成
第5回 作成テーマ設定のための調査
第6回 テーマ設定
第7回 テーマ設定における背景と分析
第8回 テーマにおける造形概念の形成
第9回 アイデアの展開
第10回 アイデアスケッチの作成
第11回 モックアップモデルの作成
第12回 アイデアの収斂
第13回 スケッチ・モデルのリファイン
第14回 完成予想図・設計図面の作成
第15回 中間発表(プレゼンテーション)

【後期】
第16回 具現化に向けての再設計
第17回 場の設定
第18回 シーン設定
第19回 完成予想図・設計図面のリファイン
第20回 最終モックアップ制作
第21回 制作:素材実験
第22回 検証とリファイン
第23回 中間発表(外部講師による講義、作品講評)
第24回 作品のブラッシュアップ
第25回 最終作品制作
第26回 作品の撮影
第27回 ドキュメント作成
第28回 学内展示での採点、講評
第29回 学外展示計画
第30回 公開発表
期末試験実施の有無 実施しない
評価方法・基準 授業参加度20%
ポートフォリオ10%
提出作品50%
プレゼンテーション20%
提出された実作品とポートフォリオ、講評時の作品のプレゼンテーションを点数化し評価する。すべての作品提出を単位取得の最低条件(可)とし、完成度の高い作品を(良)、さらに独創性に優れたものを(優)、さらに秀でたものを(秀)とする。提出された実作品とポートフォリオ、講評時の作品のプレゼンテーションを点数化し評価する。
教科書等 自分の造形ノートを作る。
担当者プロフィール 吉田 幸弘(デザイナー 立体造形分野 教授)研究室:芸術学部棟3階345研究室
藤江竜太郎(作家 立体造形分野 准教授)研究室:芸術学部棟3階344研究室
講義に関連する実務経験 吉田幸弘 車メーカーで5年間カーデザイン関連の業務を行う
ひろしまグッドデザイン賞審査委員長
課題や試験に対するフィードバック ・提出したレポートや作品は後日講評する。
アクティブ・ラーニング
キーワード プロダクトデザイン
備考