科目名 染織造形演習
単位数 2.0
担当者 准教授 野田睦美
履修時期 通年
履修対象 1年次・2年次
講義形態 演習
講義の目的 各自のテーマに沿って染織造形における織り及び染めの各種技術の応用と展開について考え、独自の表現方法によってより専門性の高い作品を制作する。また、自らの創作活動について、作品、素材、技術、資料、サンプル、試作、制作過程などについてレポートにまとめる。
到達目標 「綴織」「組織織」「型染」「絣織」「?纈染」「捺染」などの染織技術を基に独自の表現によるより専門性の高い作品を発表できる。(知識、技能・思考力・判断力・表現力)
受講要件 自らの創作活動について、作品と素材、技術、資料、サンプル、試作、制作過程などについてレポートにまとめること。
履修取消の可否
履修取消不可の理由 必修科目のため
事前・事後学修 主指導教員と相談の上、調査研究テーマに関連する文献資料や展覧会、特別講義などを記録し、作品を制作し、作品概要及び制作過程をポートフォリオにまとめること。
講義内容 <前期>
第1回:授業の概要説明
第2回:各自のテーマと事前研究案についてのプレゼンテーション
第3回:各自のテーマに関する事例調査、素材や資料などの収集
第4回:事例調査と素材や資料などの整理、分析
第5回:素材的側面及び技術的側面の実験や試作作成、実験や試作結果の考察
第6回:制作の構想、素案作成、制作計画書作成
第7回:制作 制作初期過程における担当教員の総合的指導 
第8回:制作 制作初期過程における担当教員の総合的指導
第9回:制作 制作中期過程における担当教員の総合的指導
第10回:制作 制作中期過程における担当教員の総合的指導
第11回:制作 制作後期過程における担当教員の総合的指導
第12回:制作 制作完成前における担当教員の確認、調整
第13回:作品展示方法について担当教員の確認、調整
第14回:作品展示、プレゼンテーション、講評(主指導教員と副指導教員とディスカッション形式で意見交換を行う)
第15回:作品撮影、作品ファイルの作成
<後期>
第16回:授業の概要説明
第17回:各自のテーマと事前研究の経緯についてのプレゼンテーション
第18回:各自のテーマに関する事例調査、素材や資料などの収集
第19回:事例調査と素材や資料などの整理、分析
第20回:素材的側面及び技術的側面の実験や試作作成、実験や試作結果の考察
第21回:制作の構想、素案作成、制作計画書作成
第22回:制作 制作初期過程における担当教員の総合的指導 
第23回:制作 制作初期過程における担当教員の総合的指導
第24回:制作 制作中期過程における担当教員の総合的指導
第25回:制作 制作中期過程における担当教員の総合的指導
第26回:制作 制作後期過程における担当教員の総合的指導
第27回:制作 制作完成前における担当教員の確認、調整
第28回:作品展示方法について担当教員の確認、調整
第29回:博士前期過程造形芸術専攻造形計画研究・現代表現研究合同発表、作品撮影、レポートの作成→提出
第30回:作品展示、プレゼンテーション、講評(主指導教員と副指導教員とディスカッション形式で意見交換を行う)
期末試験実施の有無 実施しない
評価方法・基準 授業参加度(10%)と提出された作品・レポート及びプレゼンテーション(90%)を総合的に評価する。
<評価基準>
「秀」積極的な制作研究を行い、作品展示、レポート、プレゼンテーションにおいて充実した制作研究と独自の制作研究が認められた場合
「優」積極的な制作研究を行い、作品展示、レポート、プレゼンテーションにおいて充実した制作研究が認められた場合
「良」積極的な制作研究を行い、作品展示、レポート、プレゼンテーションにおいて一定の制作研究効果が認められた場合
「可」積極的な制作研究が認められない場合
教科書等 各課題に応じて参考資料、サンプルなどを配布または紹介する。
担当者プロフィール 野田 睦美 
織作家・博士(美術)(京都市立芸術大学)、ゴブラン織資格取得、独自の織技術によって染織造形の新しい展開を研究
研究室:芸術学部棟3階 346研究室
講義に関連する実務経験 野田 睦美【文化庁海外派遣員(染織・現代美術・パリ国立高等美術学校)】
課題や試験に対するフィードバック 前期、後期の最終回に表現、技術、今後の可能性などについて各作品の講評を行う。
アクティブ・ラーニング
キーワード 天然繊維、化学繊維、天然染料、合成染料、糸、布、織物、綴織、平織、綾織、繻子織、経畝織、緯畝織、経絣、緯絣、経緯絣、ikat、タピスリ、ファイバーアート、型染、型紙、糊防染、?纈染、?防染、捺染、シルクスクリーンプリント、リピートテクニック、ザイン、工芸、プレゼンテーション、創作、地域社会、国際社会、生活、文化
備考 作品とレポートの提出日時を厳守し、講評に参加すること。