科目名 現代表現研究U
単位数 8.0
担当者 准教授 古堅太郎、講師 長坂有希
履修時期 通年
履修対象 2年次
講義形態 演習
講義の目的 提出された研究計画に沿って、各自の研究テーマの探求、制作を通じ、現代に必要とされる芸術表現の実践と研究を行い、高い専門性と実践的能力を身につける。特に、歴史・文化・社会・政治など異なる領域を横断し、理論的に分析し考察する能力と新たな芸術表現に展開する力を身につける。
到達目標 先行研究と比較し、各自の研究テーマの独自性、また領域横断的な視点を新たな芸術表現に展開することができる。また、作品の理論的、思想的な側面を客観的に分析し、その独自性について明確にプレゼンテーションすることができる。
受講要件 現代表現研究Tを履修済みであること。
履修取消の可否
履修取消不可の理由 必修科目のため
事前・事後学修 ◎定期的に研究内容についてディスカッションを行い、研究活動の進捗状況の検討を重ねること。
◎美術館やギャラリー、アートプロジェクト、アーティストトーク、ワークショップなど芸術に関する展示やイベントに積極的に参加すること。
◎課題で制作した作品はもちろん、制作過程のスケッチやアイデアなどもできるだけ記録すること。特に作品展示は高画質の写真や映像などで記録しておくこと。
講義内容 【前期】
第01回 導入、授業概要のガイダンス
第02回 研究計画について担当教員と調整
第03回 研究計画のプレゼンテーション
第04回 プレゼンテーションのフィードバック(研究計画の見直しと調整)
第05回 研究課題の整理
第06回 研究課題に関する先行事例、資料収集
第07回 先行事例や資料の整理、分析
第08回 作品プラン作成
第09回 作品プランについて担当教員と検討
第10回 作品プランの見直しと調整
第11回 作品プランの試作
第12回 試作の分析
第13回 試作について担当教員と検討(作品プランの見直しと調整)
第14回 素材や技法の決定
第15回 プレゼンテーション(中間報告1)

【後期】
第16回 担当教員と展示方法検討
第17回 展示方法決定
第18回 本制作
第19回 本制作
第20回 本制作
第21回 本制作
第22回 本制作
第23回 本制作
第24回 プレゼンテーション(中間報告2)
第25回 プレゼンテーションのフィードバック(見直しと調整)
第26回 制作仕上げ
第27回 修了作品展示(最終プレゼンテーション)
第28回 ドキュメンテーション作成(作品撮影など)
第29回 ドキュメンテーションまとめ
第30回 ポートフォリオ、アーティストブックの制作
期末試験実施の有無 実施しない
評価方法・基準 ◎成果物の提出40%
◎作品や企画のアイデアやコンセプトの着眼点や内容20%
◎制作過程、並びにアイデアやコンセプトの具体的な展開方法20%
◎企画・作品・展示・プレゼンテーションの完成度20%
教科書等 各課題において必要な資料等を随時配付または提示する。
担当者プロフィール 古堅太郎(現代美術作家)
研究室:第1工房棟5階551CA+Tラボラトリー、CA+Tラボラトリー準備室

長坂有希(現代美術作家)
芸術学部棟3階
講義に関連する実務経験
課題や試験に対するフィードバック 提出課題については、講義中の講評を通じてフィードバックを行う。
アクティブ・ラーニング
キーワード 現代美術、プレゼンテーション
備考