科目名 芸術学研究T
単位数 8.0
担当者 准教授 城市 真理子、准教授 石松 紀子、准教授 石谷 治寛
履修時期 通年
履修対象 1年
講義形態 演習
講義の目的 演習中心の授業で、芸術理論に関わる学術研究を進めるための意義と方法論を学び、美学・美術史の諸問題の知識を得る。また、文献の分析・読解、資料調査、理論的考察を通じて、調査・研究の基本的訓練をうける。
到達目標 芸術理論領域の学生が、美学・美術史の造形芸術に関する専門的な知識を身につけ、芸術活動の意義を理論的観点から基礎付ける能力を養う。
受講要件 芸術理論研究分野の学生。
履修取消の可否
履修取消不可の理由
事前・事後学修 専門研究の基礎固めとして、演習の予習、さらなる文献等の検討を勧める。
各自が担当教員に質問・相談することができる(Eメール等)。
講義内容 授業計画
次の項目を授業で扱う。
1:前期ガイダンス
2:芸術理論研究の意義(西洋美学研究)
3:芸術理論研究の意義(日本美学研究)
4:芸術理論研究の意義(西洋美術史研究)
5:芸術理論研究の意義(現代美術研究)
6:芸術理論研究の意義(日本美術史研究)
7:芸術理論研究の意義(東洋美術史研究)
8:芸術理論研究の基礎(美学研究における文献読解)
9:芸術理論研究の基礎(美術史研究における文献・資料収集)
10:芸術理論研究の基礎(美術史研究における作品調査)
11:芸術理論研究の基礎(美学・美術史研究における理論構成)
12:学生報告と議論(美学)
13:学生報告と議論(西洋美術史・現代美術)
14:学生報告と議論(日本・東洋美術史)
15:前期のまとめ
16:後期ガイダンス
17:芸術理論研究の方法(美学研究)
18:芸術理論研究の方法(西洋美術史・現代美術研究)
19:芸術理論研究の方法(日本美術史・東洋美術史研究)
20:芸術理論の諸問題(西洋美学研究)
21:芸術理論の諸問題(日本美学研究)
22:芸術理論の諸問題(現代美術研究)
23:芸術理論の諸問題(西洋美術史研究)
24:芸術理論の諸問題(現代美術研究)
25:芸術理論の諸問題(日本美術史研究)
26:芸術理論の諸問題(東洋美術史研究)
27:学生研究発表と議論(美学)
28:学生研究発表と議論(西洋美術史・現代美術)
29:学生研究発表と議論(日本・東洋美術史)
30:授業のまとめ
※授業の順序は変更することがある。
期末試験実施の有無 実施しない
評価方法・基準  提出レポートについては、次の5つの事項について総合的に評価する。100%
1 テーマ。問題意識の明確さ。
2 文献、引用や参照の仕方の的確性。読解・調査・分析の質。
3 オリジナリティ。内省する力と自己の思索を展開する力。
4 構成力。論点や論旨の整備、論述の整序、説得性。
5 表現力。整合性のある明晰な文章。
教科書等 そのつど指示する
担当者プロフィール 日本美術史、特に中世・近世絵画を専門とする。博物館・美術館学芸員として、古美術は幅広いジャンルを扱ってきた経験がある(城市)。国際棟630研究室
現代美術史を専門とする。福岡アジア美術館の国際交流コーディネーターとして、美術館運営に関わった経験がある(石松)。芸術棟321研究室
近代フランスの美学美術史と視覚文化に関する研究から、外傷記憶を扱う現代アート、メディア芸術の保存とアーカイブなどを考察。美術手帖などで批評の執筆やインタビュー、展示企画なども行う。(石谷)。国際棟632研究室
講義に関連する実務経験
課題や試験に対するフィードバック 発表やレポートへのコメント等。
アクティブ・ラーニング PBL 調査活動 プレゼンテーション ディスカッション フィールドワーク
キーワード 美学 美術史 文献講読 資料調査
備考 多岐にわたる専門分野を学ぶため、分野によっては外部講師を招く集中講義・演習が不定期で行われる。補講、その他、状況によっては、一部オンラインで行う事がある。