日本語
Hiroshima City University 
Faculty of International Studies 

Associate Professor 
Noriko Iijima 

Academic background
Hitotsubashi University  社会史東洋  Doctor course 

Current state of research and teaching activities
歴史学専攻。中国華南近代史及び華僑論が専門。とりわけ華南及び世界の華僑の中でも少数集団である「客家(ハッカ)」社会の成立及び現在の動向を研究中。著書:『近代客家社会の形成 「他称」と「自称」のはざまで』風響社 2007 

Research Areas
History of the Orient 

Research keywords
華南近代史 
Overseas Chinese theories Chinese modern history 
華僑論 

Subject of research
the mining industry in South China 
the history of Taiwanese Hakkas 

Bibliography
華僑華人事典  梅県(梅州)  丸善  2017  客家華僑の出身地として内外に知られている広東省梅県(梅州)の歴史と現在を紹介。 
『変容する華南と華人ネットワークの現在』  93-110  風響社  2014/02  兎角福建・広東の陰で海外との関係が希薄に見えた内陸の江西省が、19世紀末に起こった真空教という宗教を通じて東南アジアとの交流を築き、また戦後は真空教とは関係なく、構成にルーツを持たない帰国華僑が同地に定住して、工業を中心とする海外の技術を紹介した経緯を紹介、江西が必ずしも華僑と無縁でなかったことを証明した。 
「中川学的客家源流研究」<日本客家研究的視角与方法> (中国語)  38-47  社会科学文献出版社 (中国)  2013/10  日本では1970年代から客家に関する先駆的な研究を行っていた中川学の研究紹介、その考察と問題点を現代の客家研究から概観した。 
日中韓の伝統的価値観の位相-「孝」とその周辺  欒竹民 吉元洪  187-195  渓水社  2012/03/31  978-4-86327-181-4  東アジアで古来共有されてきた伝統的価値観や規範意識がそれぞれの国で変貌しながら現代人に与え続けている影響について、言語学及び心理学から検討した。 
客家の創生と再創生  瀬川昌久  167-186, 211-215, 225-232  風響社  2012/02/20  978-4-89489-180-87  羅香林の研究を起点とする従来の客家研究は「客家」固有の文化が存在するという前提に基づいているが、この言説がどのように「創られ」また現在もなぜ「創り続けられているのか」を考察したものである。 
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Papers
.第二次世界大戦下に於けるマレーシア・サラワク華人女性の服装-戦時下の女性を表す無言の言語  『アジア文化』2016年 11月第33号  国際アジア文化学会  28-34  2017/01  第二次世界大戦中日本の占領下にあった東マレーシア・サラワク州の女性がどのように占領期を過ごしたのか、を服装とその変化から考察した。 
Yunnan-Indochina tin mines and Hakka-speakers- immigrants from Jiangxi and 'Guangdong'  『客家與多元文化』 第9期   15-25  2014/08/01 
日本的客家研究及其课题  客家学刊』第二輯 贛南師範学院客家研究中心 (中国江西省)  37-60  2011/10/01  1920年代から現在に至るまでの日本における客家研究の系譜を回顧し、従来の客家北方起源説に関する批判がいつ頃から見られるのかを検討した。 
Research paper (scientific journal)  Only  「内陸へ向かった広東人-民国期の華南鉱山開発を中心として」  『アジア研究』  57/ 2, 19-34頁  2011/04  福建人と並び専ら海外への移住という視点から研究されていた広東人が、清末民国期には雲南など内陸部の鉱山開発に関して顕著な関与をみせ、彼らにも内陸志向があったことを証明した。 
(MISC) Introduction and explanation (scientific journal)  Only  The poetry of Huang Xunxian in Japan and his recollections of Hakka culture  The Periodical of Hakka Research  36  2010/06 
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Research presentations
Oral presentation(general)  云南锡矿山与客语圈  中日文学与文化交往対話国際学術研討会  2016/09/10  雲南には錫鉱山で有名な江西人の同郷組織(会館)が多いが、それが雲南の中でも錫鉱山が密集している蒙自に集中している。しかし江西でも実際は隣接した広東東部(客家語圏)出身者が採掘しているため、雲南の江西人同郷組織を文字通り江西人と解釈するには疑問の余地があることを提起。 
Symposium workshop panel(nominated)  Ngasaki sweets influenced by Chinese confectionary- comparison to Ryuku snackes  香港理工大学 文化フォーラム 台湾に咲く桜香港で染まる紅葉  2015/10/07  長崎県外で知られていない菓子には中国文化の中でも黄檗宗の影響、長期保存の利く航海食であることを証明、沖縄との交流のあり方の相違に焦点を当てた 
Sawawak Chinese under World War Ⅱ  University of Malaysia Sarawak visiting scholars workshop  2014/03/10  マレーシア半島部に比べて華人虐殺がほぼ皆無だったためか抗日活動は穏健であった。 また日本語学校で日本語の歌が教えられたが、戦時下でもこうした文化交流が行われていたのは陸の国境を接するインドネシアで日本唱歌が受容されていたことの関係も示唆され、半島部とは違った様相を見せていた。 
Oral presentation(invited, special)  近代客家社会的形成 在「他称」与「自称」之間  2012亜洲客家研究学学術研討会:新生代的視野  2012/06/29  客家」の存在が1830年代中国官憲に40年ほど先駆けて在中国西洋人の間で認識され、19世紀末には中国官憲がこれを文書に記しているが客家がはっきり自称となったのは1930年であることを論証した拙著の紹介 
Oral presentation(general)  台湾客家の「美徳」とその視覚化    関西中国女性史研究会 12月例会  2011/12/03  花柄布や客家女性のキャラクターなど、台湾客家文化が新たに創られ、ポップカルチャーになってゆく過程を検討した。 
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Allotted class
国際関係史Ⅰ(中国) 
中国文化論Ⅰ 
国際関係史Ⅱ(中国) 
中国文化論Ⅱ 
East Asian studies 
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Memberships of academic societies
アジア政経学会  2006/04/01-Present 
日中人文社会学会  2005/04/01-Present 
日本華僑華人学会  2003/04/01-Present 
東方学会  1999/06/01-Present 
社会経済史学会  1996/04/01-Present 
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